文化・芸術

古代ギリシア美術・神々の遺産

20060706_ate.jpg「ルーブル美術館展 -古代ギリシア美術・神々の遺産-」を観に、東京藝術大学まで行ってきた。

今回、これらが日本で見られるのは、ルーブル美術館の古代ギリシャ・クラシック芸術とヘレニズム芸術の展示室の改修工事が始まる為だ。所蔵品を展示室から運び出す機会に、日本にやってきた・・・。

と、私が簡単に言ってしまっては、裏で大変な努力をした方々に申し訳ないので、経緯はこの辺にして、、、

古代ギリシャ・クラシック芸術やルネッサンスに量産された宗教をモチーフにした美術品に興味があるというより、神話・宗教そのものに興味がある私は、期待もほどほどに出かけたわけだが、、、


---来てよかった---


感動してしまった。

当然だが、彫刻とレリーフが主体の展覧会なのだが、製作された年代が紀元前・・・。言葉を失ってしまった。

ギリシャ神話の神々や当時の暮らしを示す民芸品?の他、ギリシャ悲劇の作家エウリピデスやソフォクレスの頭部の彫刻など、(当人を見ながら作った訳じゃないだろうが)『この人が“オイディプス王”を書いたんだぁ』と感じ入ってしまったりして。

そして、予想通り、この時代の人たちの大好きだったのは“アフロディーテ”だ。他の神々や有名人、偉人に比べ、その数は圧倒的に多い。そして、ほぼ、裸体。

ギリシャ神話の世界に生きた人たちは、やっぱり、ちょっと“エッチ”だ。というより、“正直者”なのだ。その乱れた?“性”への反発からストイックに生きたカトリックの時代を経て、またその反発からルネッサンス・・・。

軍神アレスの彫刻として、写真でよく見かける(というより私は他を知らない)“ボルゲーゼのアレス”だが、その男根は、奇跡的に“付いていた”訳だが(他は取れちゃっていた)、サイズは驚くほどではなかったのは、、、、?
アレスとアフロディーテがあって、ヘパイストスが無いのは、何故?(アフロディーテとヘパイストスは夫婦で、アレスは間男なのだ!)


なんにしても、この為だったんだよなぁ!!“ギリシャ・ローマ神話”、“キリスト教”などの教養を高めているのは!!

ああ、はやくヨーロッパを旅して、美術館やゆかりの地を訪ねてみたいっ!!

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オペラと薬学

For P Club を主催していた時に、“For P Club”とはなんぞやと説明するページで、歌劇「イーゴリ公」の『ダッタン人の踊り』の踊りを BGM にしていた。
オペラに興味があった訳じゃなく、この作曲者ボロディンが薬学博士だったことから、親しみを持っていたので、その曲を使っただけだった。


薬学部に行っていれば、酒石酸 (tartaric acid) の名前を聞いたこと無いヤツはいないだろう。この酒石は、ワインを樽に貯蔵した時に、そこの方に溜まる“オリ”の主成分で、重酒石酸カリウムの結晶だ。

この結晶が燃える性質があることから、地獄の燃える炎が連想されるとして、ギリシャ神話、ハデス神の仕切る冥界の中の地獄(タルタロス)から命名されたのは、有名だ?ちなみに、歯石の事を英語で Tartar (ターター) と呼ぶが、これもぶどう酒の樽の中の酒石みたいだとして名付けられたそうだ。


13世紀にモンゴル帝国がヨーロッパを攻略した時、その強さと狂暴さが地獄 (タルタロス : tartaros) から解き放たれた悪人の様だということで、Tartar (タタール族、ダッタン人) とヨーロッパの人達に呼ばれたそうだ。このタタール人が好んで食べた“牛の生の挽肉に玉ねぎや卵黄を混ぜた”のがタルタルステーキで、タルタルソースもタタール族のソースという意味らしい。

はたして、ボロディンはダッタン人と酒石酸が同じ語源だったと知っていたのだろうか??


オペラにまで触手を伸ばすことは今は考えてないが、こんな形で薬学と共通点を見つけたりすると、興味が湧いてくる。ただ、私に似合うのは、オペラというよりはオペレッタだろうなぁ。

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テロメアと旧約聖書

parp453Member's Room Lounge (-。-)y-゚゚゚ の最新作は『テロメア』だ。
お読みになった方は、気づいたと思うが、あれは旧約聖書のお話だ。もうひとつのテロメアが豊富な海の生物の方は、『八百比丘尼』のものがたりのプロローグだ。

---そんな馬鹿な?---

1000年の後には、本当になるかもしれ無い。

阿刀田高さんは『私のギリシャ神話』を書く20年も前から、ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書、アラビアンナイトに付いての解説書を書いていた。今朝からアラビアンナイトを読み始めたところで、その他の3冊は読破したところだ。

読み終えて、まさに、これらは西洋の文化、芸術、音楽、舞台劇や映画、さらには生活までにも影響を及ぼしていることが実感できる。思考ロジックを考える上では、必須である。

しかし、その聖書、成り立ちはイイカゲンなもんだ。だから、1000年後には本当に組み込まれるかも・・・・。っなワケないかっ?


ところで、今朝の新聞で、日本人の高校生は自国(日本)を誇りに思っていないということだ。それは、多分、高校生だけじゃないだろう。
日本の伝統的な“教育”は“こむずかしい”が重要視される。医学、医療の分野でさえも実践的なイギリス、アメリカの医学・医療を善しとせず、こむずかしいドイツ流を導入した。実践はアカデミックではないと。昔からだ。

教育者達は、同じ事を教える時にも、いかに型式ばって小難しく教えるかを第一に考えている。古事記や日本書紀でさえ、試験問題として問う形でしか教えていない。

天岩戸の前で繰り広げられた、ストリップショーの話しは試験問題としては適当とは教育者達は考えないのだろう。下腹部の“毛”まで晒した巫女さんの周りを、神々達が『ヤンヤ、ヤンヤ』の喝采を送っている図は、教室にはそぐわない。
(長野の戸隠の“戸”が天岩戸の“戸”を隠した場所だと知っている日本人は何人いるのか?)

源氏物語にしても“いわずもがな”である。(アミノサプリ調で!)古今東西、男は女が好き。

高校の授業で、コッチの方面をフューチャーして授業をしたら、馬鹿受け間違いなしと考えるのは私だけだろうか?

興味、好奇心をくすぐる手段にいろいろあって良いと、私は思うのだが、、、


ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書、アラビアンナイト・・・こういったものが生活の一部として身近に存在していて、みんなが知っている、そんな国にはいろんな面で勝てる訳ないと、つくづく思う次第だ。


私の人生もすでに40年を過ぎてしまったわけだが、今まで読む本(活字)といったら、医学や生物学の専門書や解説書の類が50%を越えていた。
神話や聖書などが、こんな世界だとは知らなかった。
もっと早くから触れていたら、また、人生も変わったものになったんじゃないかな?とも思ったりする。
まぁ、後悔している訳ではないし、自分の知的好奇心を満足させる為の結果なのだから、もしもはありえないんだけれどね。


これからの予定は、石ノ森章太郎の“サイボーグ009”やゲーム“ファイナルファンタジー”でしか触れたことのない“北欧神話”(ゲルマンの神々だ!)からユーラシア大陸を東に向かって移動することだ。
映画“ガンジー”はそれまでに見ておきたい。アインシュタインが「後世の人は、こんな人がこの世に存在したことが信じられないだろう」と評した人物だ。
最後に日本に辿り着き、マイブームは完結・・・である。

最後に気になること、一つ。

FFⅩに出てくるザナルカンドという町の名前は、アラビアンナイトに出てくる、弟王が治める“サマルカンド”となにか関係があるのだろうか?
関係あるなら、FFⅩの世界観が変わりそうで・・・もう一度プレーするか・・・。
ご存知の方、いらっしゃれば教えて下さい!

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