文化・芸術

April 17, 2012

イワナガヒメとコノハナノサクヤビメ

20120417_wadatsuminiirokoニニギの命が天照大神の言いつけで、下界を支配下に収めるべく出向いた時に、コノハナノサクヤビメと出会い、「おねいちゃん、オレとやらないか?」「では、お父様に許しを請うてきます」「ハイハイ、尊いお方、どうぞ、やっちゃってください。ついでに、もう一人差し上げます」・・・・

とあいなった話は、有名だ。

オチは、イワナガヒメはとんでもない“ブス”だったこと。

チョーかわいいコノハナノサクヤビメの姉にして、とんでもない“ブス”っていうのも、なんとなく解せないが、まぁ、そこは神話ということで、面白おかしく・・・なのだろう。

当然、ニニギの尊は、イワナガヒメのことは「遠慮しときます」と父親にのしをつけて送り返した。この事を恨めしく思った父親は、、、「あんたの家系は短命の運命だ」とかなんとか・・・・古事記に書いてあるんだから、しょうがない。短命だった天皇の親しい人たちを慰める為に考え出された譚だったのだろうね。


ところで、古事記には(世界の神話にも同様の傾向が見られるけど)、美人とブスの両方が登場する事が多い。ブスの役どころも、また、嵌まっていて、無くてはならない存在でもある。天照大神が天岩戸に引きこもった時、引っ張り出すパフォーマンスを演じたウズメの命もかなりのブスだった。ニニギの命ご一行が下界する時に出くわした強面のサルタヒコに「おまえ、だれだよ」って聞きに行かされたのが、そのウズメの命。

理由はこうだ。

ブスだと、相手を油断させる事ができる。悪いやつだとしても、隙を突ける可能性がある。。。。ってんだから、ニニギの命も人が悪いよなぁ。。。

で、ニニギの命と出会った日にやっちゃったコノハナノサクヤビメは、なんと、ご懐妊!!

当然、ニニギの命は「ホントにオレの子か?」と。

まぁ、疑うのも当然ですね。

コノハナノサクヤビメは、とってつけたような理屈で、ニニギの命を煙に巻く。

そうこうしているうちに、3人の子が生まれ、そのうちの二人が、有名な“海幸彦、山幸彦”。

親父の血を引いている山幸彦は、兄貴に脅され、鉤を探しに海に入れば、そこで、また、海神の娘トヨタマビメに一目ぼれで、さっそく、やっちゃう・・・・・・。

山幸彦が陸に戻って来た後を追いかけてきたトヨタマビメも、、、「出来ちゃったんですけど」・・・と。実はトヨタマビメは鰐の化身だったので、陸で養育するわけには行かず、妹のタマヨリビメを送ったと、古事記は伝えている。

この時生まれた子がカムヤマトイワレビコの命で、成長した後、乳母のタマヨリビメと結ばれて、神武天皇を生んだ・・・・。


と、古事記も、この辺の話は、知らず知らずのうちに知ってるもんです。

天照大神は、ニニギの命のおばあちゃんだけど、その天照大神の弟に、スサノオの命って暴れん坊がいた事は知らなくても、ヤマタノオロチを退治した話は知ってのとおり。

で、子供たちの知らないところで、かなり、エロイ、エゲツナイ話が多いのも事実。この話でも、生贄にされそうになっていたクシナダヒメとやる為に、、、、だよな。

日本の神々は、ギリシャのゼウスのように、多数の女性とまぐわって、、、、、。とても、良い子のみんなには、、、、あっ、結婚したって言えばいいのか!


天照大神とスサノオの命のお父さん、お母さんは、ご存知、イザナギ、イザナミの二柱。この二人の国作りからして、エロティック。。。とこれは置いといて、、、

イザナギに、大八島(日本の事)はお前たちが治めるんだよと言われていた天照大神は、その当時、出雲地方中心に実際に支配していた大国主命と一戦を交える(といっても、ほぼ、一方的に、天照大神側が強い)わけだけど、、、その大国主命も只者ではない。

大勢の兄弟の末っ子時代は、苛められっこで、因幡の白兎のエピソード以来、俄然、苛めも酷くなるんだけど、ここで、何故か、スサノオの命との接点が、、、、(大国主命はスサノオの命の末裔ってんだから、ややこしいが、神話の世界は、時間軸に沿わない事が多い)。大国主命の母神が、「スサノオの命のところに逃げなさい」と。

それ以降、運も回ってきて、女運も当然のごとく、、、、スサノオの命を訪ねたときに、スサノオの命の一人娘、スセリビメと、出会って、その場でまぐわって。

やっちゃったもんはしょうがねぇ・・・とスサノオの命にも認められ・・・。

それより前、スセリビメと出会う前には、因幡のヤガミヒメともまぐわって、さらに、地方出張の折には、別のヒメとまぐわい。。。。。

と、これが、天照大神の怒りを買ったのかどうかは知らないけれど、「もともと、私たちが支配べき土地」「私の息子のアメノオシミホホちゃんが治めるべき土地」というこで、はじまったわけだ。実際には、アメノオシミホホの息子のニニギが出征することになるのだが。。。。

神話の時代は、やることばっかりかっ?


さて、話は現代に戻る。

今、この瞬間、日本で一番、有名なブスといえば、ご存知、あの人。練炭殺人の。

これ、神話の時代を髣髴とさせるキーワードに満ちている。そう、「ブス」と「まぐわう」。

結局、今も昔も、人間、そればっかり・・・・・なんだよな。違うのは、神話の世界では、ブスはまぐわう機会が少ないみたいだけど、現代では、どっこい、、、、びっくり。

ブスのあそこは、具合がいい。。。とは、古事記にも書いてないけれど、「あそこの具合のいい娘」という記述はある。ホトタタライススキヒメという娘が登場するくらいだからね。

ホトとは女陰のこと。タタラは多々良。女陰がどっても(・∀・)イイ、イススキヒメ。神武天皇がやっちゃった娘の一人らしいけど。だから、美人だったんだろうね。

時代は下って、現代では、ブスがホトタタラ。。。。(ほんとなのか?)

でも、裁判で「私のはイイ。私は上手」って言ってたらしいから、ほんとなのかも。


神話の時代から現代まで、ブスとホトタタラが保存されていることは、何を意味するのだろう?(美人だけが選択されれば、ブスはいなくなっている筈)

美人は三日見たら飽きるという諺もアル。

結局、毎日?のことだから、アッチの具合が良い方を求めるのかも?男は!美人と三日で別れて、ブスでもアッチの具合が良い女を孕ませる。こうして、ブスとホトタタラは保存される。。。。(こりゃ、酷い話だね。人権団体からは、つるし上げられるだろうなぁ)

というわけで、本日は、くだらない戯言で、貴兄のパソコン画面を尽くしたんだけど、最後にマリンパの雑感らしく、、、「Y染色体」の話で終わりにしよう。

一時、世間を賑わした「男系天皇」、私は、男系賛成派ですが、またまた、「Y染色体」を守る事の重要性が明らかになった!?

「Y染色体なんて、そのうち、ヒトの染色体から消えちゃうよ!だから、そんなものに拘るなんて、ナンセンス・・・」といってた人たちに、関節技のお見舞いです。

「だから、どうなんだよ?」の問いには、結局、伝統を守ってきたことの尊さ、ナンセンスな事を護り続けた尊さ、、、、アレ?なんか、おかしい?

まぁ、いいか。

進化:Y染色体の運命

Nature 483, 7387 (Mar 2012)

哺乳類の性決定に関与するXおよびY染色体は一対の常染色体(性染色体ではない「普通の」染色体)から進化したが、遺伝子の崩壊が起こった結果、ヒトY染色体の雄性特異的領域には、元の常染色体遺伝子の3%だけしか残っていない。

今回、アカゲザルのY染色体で雄性特異的領域の塩基配列が解読され、アカゲザル、ヒト、チンパンジーのY染色体の分析によって、その領域の進化の軌跡が復元された。

その結果、最初に急激な遺伝子喪失が起こり、その後は純化選択によって残りの遺伝子が厳重に保存されていることがわかった。

これは、ヒトY染色体は消滅が避けられない運命にあるという考えに反対する結果である。

Letters to Nature p.82

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October 07, 2011

乱交雑な娘たち

20111007_rosie_huntingtonwhiteleyなるほどぉ~~~~、、、、ということは、淫乱な女性の先祖は、近交系・・・・?

ところで、どこの国のどの文化・習慣でも、女性が“複数の男と交わる”事を“善し”とすることはないだろう。イスラムの世界じゃ、既婚女性は、ほかの男に顔すら見せられないし。

逆に考えると、もともと、淫乱な女性がいなければ、貞操観念なんてものはこの世に登場しなかったわけで、、、、しかし、実際には登場した。ということは、人類は、一回(もしくは複数回)、進化の過程で、個体数の激減を経験した。。。。。?

それ故、女性は、生物学的適応により、多数の男性と性交渉することになった。。。

Promiscuous Sisters

Science September 23 2011, Vol.333

比較的数少ない個体によって創始された集団においては、スタート時の遺伝子の種類が少いというボトルネック効果により遺伝的多様性の低下と同系交配がもたらされる。

メスが有害な近親交配の影響を避ける一つの方法は、より多くのオスとの交配により彼らの子孫に遺伝的多様性を増やすことである。

Michalczykたち(p. 1739)は、ボトルネック後の単一のオスと交配したカブトムシ(red flour beetles)と複数のオスと交配したカブトムシの適応度を調べ、そしてより多くのオスと交配したメスのほうが単一のオスと交配したメスよりもより高い適応度を示すことを見出した。

更に、10匹のオスに近づけさせた時に、近交系のメスの方が非-近交系のメスより多くのオスと交配し、そして交尾により多くの時間を費やした。

このように殆どの種において、近親交配によりメスの乱交雑が促進されると説明できるであろう。

Inbreeding Promotes Female Promiscuity
p. 1739


淫乱といっていいのかどうかわかんないけど、ギリシャ神話のアフロディーテは、いろんな男神と交わっている。ヘパイストスと夫婦の関係にありながら、どうどうとアレスとベッドを共にしたりして、(おかげで、素っ裸のまま、ベッドに貼りつくことになるわけだが・・・・)、神だけじゃなくって、美少年にも目が無いし。

でも、アフロディーテが“悪者”扱いされているフシはない。

そんなこといったら、男(神、ゼウス)だって、ひどいもんだ。神話の世界の名の通った“勇者”たちの父親(であり、同時に曽祖父であったり)だし。。。。でも、ゼウスと交わった女性が、淫乱だったわけじゃなく、ほとんどが、その逆だったり、騙されたり、、、、、アルテミスなんぞ、男との関係は“フケツ”ってな感じだし、、、基本的に、神話の世界の女性の淫乱は、アフロディーテ以外にはいないみたい(絶世の美女、ヘレネだって、淫乱ってわけじゃないし)。っていうか、そういう道徳的な視点がない。


近交系が“淫乱な女性を産む”素地だとしたら、オリンポス12神をはじめとする神々は、近交系以外の何者でもない。近親相姦から始まってるんだから。

なのに、女神たちは、淫乱な素振りは見せない・・・・・・。


---あっ、人間じゃねぇんだ!神々はっ!---

って話はおいといて、、、


今の今まで、淫乱って概念は、貞操観との対比で生まれたもんだ・・・・って、俺は思ってたんだけど、もしかしたら、貞操観は、独自の発展を遂げたのかもしれない・・・・。

というのは、オデュッセイアでは、ペネロペイアっていう、“主婦の鑑”みたいで、なおかつ超とびきり“いい女”ってのがが登場するんだけど、、、、現代人の目で見れば、“身持ちが硬い”わけなのだが。でも、、、当時の人に“貞操観念”があって、そうしていたかどうか・・・・・。

身持ちの硬いことが、“生きるうえで利益がある”なら、そうしただろうってこと。

“複数の男と交わること”に利益のあるのは、人間以外の生物では当たり前のこと。でも、例外もあり、“一夫一婦制”を頑なに守る種もいる。

「貞操観があるのか?」なんて、そういう“評価”は、人間様の勝手であり、当の動物たちは、「ああ、そうですか。私たちには貞操観念があるんですか」って感じなんじゃないのかな。

ペネロペイアの行動は、「貞操観がありすばらしい」ではなく、ホントは「ペネロペイアみたいにモテモテになりたいから、まねをした」ってのが、実情で、行動だけが一人歩きし、“貞操観”に発展したんじゃないのかと。。。。。

男の側では、自分の種じゃない仔は殺す本能があるわけで、この行動様式と合致した。


というわけで、ヨーロッパで“貞操帯”なんて女性の装身具が登場したあたりから、発達した心理なのかもしれない。これは、キリスト教と関係が深いかもしれないから、これ以上は突っ込まないほうが“吉”とみた。

(貞操帯には、ヴィーナス帯の別名があるのが、興味深いですね。ヴィーナスはアフロディーテのローマ名)


というわけで、Science 誌9月号の論文から、いろいろと思考が飛んでしまいした。

精子と卵子の結合(Sperm-Egg Binding)

Science September 23 2011, Vol.333

ヒトの受精は、精子が、透明帯として知られる卵子の外側の覆いに結合すると開始される。

シアリル-ルイス(Sialyl-Lewisx)はセレクチンにとって普遍的な炭水化物リガンドであるが、このセレクチンは、刺激された内皮への免疫細胞と炎症細胞の結合を仲介する細胞接着タンパク質のファーミリーである。

Pangたちは、未受精のヒト卵母細胞を単離し、超高感度の質量分析を用いて、ヒトの透明帯に付着した化学物質を同定した(p. 1761、8月18日号電子版; またWassarmanによる展望記事参照のこと) 。

シアリル-ルイスxが透明帯上に豊富に発現し、精子の卵への結合を仲介していた。

Human Sperm Binding Is Mediated by the Sialyl-Lewisx Oligosaccharide on the Zona Pellucida
p. 1761


ところで、今週は、もう一本、興味深いのがあったよ!

コレなら、あの薬が、アレに使えるじゃん?? 投与方法は腟内で、、、そう、避妊薬に使えそうじゃん、タミフル。

で、タミフルを保険適応外に使って、、、淫乱しまくる・・・・・。


ペネロペイアの時代でも、「精子と卵子」なんて知らなくても、男と交わらないと妊娠しない位のことは知ってただろうから、ペネロペイアに「インフルエンザの薬だよ」ってタミフルをプレゼントして、もひとつ“知恵”も授けたら、現代の“貞操観”“貞淑”なんて言葉は、意味が違ったものになってたかも。

あっ!別にタミフルじゃなくってもいいんだけどね。

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July 06, 2006

古代ギリシア美術・神々の遺産

20060706_ate.jpg「ルーブル美術館展 -古代ギリシア美術・神々の遺産-」を観に、東京藝術大学まで行ってきた。

今回、これらが日本で見られるのは、ルーブル美術館の古代ギリシャ・クラシック芸術とヘレニズム芸術の展示室の改修工事が始まる為だ。所蔵品を展示室から運び出す機会に、日本にやってきた・・・。

と、私が簡単に言ってしまっては、裏で大変な努力をした方々に申し訳ないので、経緯はこの辺にして、、、

古代ギリシャ・クラシック芸術やルネッサンスに量産された宗教をモチーフにした美術品に興味があるというより、神話・宗教そのものに興味がある私は、期待もほどほどに出かけたわけだが、、、


---来てよかった---


感動してしまった。

当然だが、彫刻とレリーフが主体の展覧会なのだが、製作された年代が紀元前・・・。言葉を失ってしまった。

ギリシャ神話の神々や当時の暮らしを示す民芸品?の他、ギリシャ悲劇の作家エウリピデスやソフォクレスの頭部の彫刻など、(当人を見ながら作った訳じゃないだろうが)『この人が“オイディプス王”を書いたんだぁ』と感じ入ってしまったりして。

そして、予想通り、この時代の人たちの大好きだったのは“アフロディーテ”だ。他の神々や有名人、偉人に比べ、その数は圧倒的に多い。そして、ほぼ、裸体。

ギリシャ神話の世界に生きた人たちは、やっぱり、ちょっと“エッチ”だ。というより、“正直者”なのだ。その乱れた?“性”への反発からストイックに生きたカトリックの時代を経て、またその反発からルネッサンス・・・。

軍神アレスの彫刻として、写真でよく見かける(というより私は他を知らない)“ボルゲーゼのアレス”だが、その男根は、奇跡的に“付いていた”訳だが(他は取れちゃっていた)、サイズは驚くほどではなかったのは、、、、?
アレスとアフロディーテがあって、ヘパイストスが無いのは、何故?(アフロディーテとヘパイストスは夫婦で、アレスは間男なのだ!)


なんにしても、この為だったんだよなぁ!!“ギリシャ・ローマ神話”、“キリスト教”などの教養を高めているのは!!

ああ、はやくヨーロッパを旅して、美術館やゆかりの地を訪ねてみたいっ!!

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May 14, 2005

オペラと薬学

For P Club を主催していた時に、“For P Club”とはなんぞやと説明するページで、歌劇「イーゴリ公」の『ダッタン人の踊り』の踊りを BGM にしていた。
オペラに興味があった訳じゃなく、この作曲者ボロディンが薬学博士だったことから、親しみを持っていたので、その曲を使っただけだった。


薬学部に行っていれば、酒石酸 (tartaric acid) の名前を聞いたこと無いヤツはいないだろう。この酒石は、ワインを樽に貯蔵した時に、そこの方に溜まる“オリ”の主成分で、重酒石酸カリウムの結晶だ。

この結晶が燃える性質があることから、地獄の燃える炎が連想されるとして、ギリシャ神話、ハデス神の仕切る冥界の中の地獄(タルタロス)から命名されたのは、有名だ?ちなみに、歯石の事を英語で Tartar (ターター) と呼ぶが、これもぶどう酒の樽の中の酒石みたいだとして名付けられたそうだ。


13世紀にモンゴル帝国がヨーロッパを攻略した時、その強さと狂暴さが地獄 (タルタロス : tartaros) から解き放たれた悪人の様だということで、Tartar (タタール族、ダッタン人) とヨーロッパの人達に呼ばれたそうだ。このタタール人が好んで食べた“牛の生の挽肉に玉ねぎや卵黄を混ぜた”のがタルタルステーキで、タルタルソースもタタール族のソースという意味らしい。

はたして、ボロディンはダッタン人と酒石酸が同じ語源だったと知っていたのだろうか??


オペラにまで触手を伸ばすことは今は考えてないが、こんな形で薬学と共通点を見つけたりすると、興味が湧いてくる。ただ、私に似合うのは、オペラというよりはオペレッタだろうなぁ。

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March 16, 2005

テロメアと旧約聖書

parp453Member's Room Lounge (-。-)y-゚゚゚ の最新作は『テロメア』だ。
お読みになった方は、気づいたと思うが、あれは旧約聖書のお話だ。もうひとつのテロメアが豊富な海の生物の方は、『八百比丘尼』のものがたりのプロローグだ。

---そんな馬鹿な?---

1000年の後には、本当になるかもしれ無い。

阿刀田高さんは『私のギリシャ神話』を書く20年も前から、ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書、アラビアンナイトに付いての解説書を書いていた。今朝からアラビアンナイトを読み始めたところで、その他の3冊は読破したところだ。

読み終えて、まさに、これらは西洋の文化、芸術、音楽、舞台劇や映画、さらには生活までにも影響を及ぼしていることが実感できる。思考ロジックを考える上では、必須である。

しかし、その聖書、成り立ちはイイカゲンなもんだ。だから、1000年後には本当に組み込まれるかも・・・・。っなワケないかっ?


ところで、今朝の新聞で、日本人の高校生は自国(日本)を誇りに思っていないということだ。それは、多分、高校生だけじゃないだろう。
日本の伝統的な“教育”は“こむずかしい”が重要視される。医学、医療の分野でさえも実践的なイギリス、アメリカの医学・医療を善しとせず、こむずかしいドイツ流を導入した。実践はアカデミックではないと。昔からだ。

教育者達は、同じ事を教える時にも、いかに型式ばって小難しく教えるかを第一に考えている。古事記や日本書紀でさえ、試験問題として問う形でしか教えていない。

天岩戸の前で繰り広げられた、ストリップショーの話しは試験問題としては適当とは教育者達は考えないのだろう。下腹部の“毛”まで晒した巫女さんの周りを、神々達が『ヤンヤ、ヤンヤ』の喝采を送っている図は、教室にはそぐわない。
(長野の戸隠の“戸”が天岩戸の“戸”を隠した場所だと知っている日本人は何人いるのか?)

源氏物語にしても“いわずもがな”である。(アミノサプリ調で!)古今東西、男は女が好き。

高校の授業で、コッチの方面をフューチャーして授業をしたら、馬鹿受け間違いなしと考えるのは私だけだろうか?

興味、好奇心をくすぐる手段にいろいろあって良いと、私は思うのだが、、、


ギリシャ神話、旧約聖書、新約聖書、アラビアンナイト・・・こういったものが生活の一部として身近に存在していて、みんなが知っている、そんな国にはいろんな面で勝てる訳ないと、つくづく思う次第だ。


私の人生もすでに40年を過ぎてしまったわけだが、今まで読む本(活字)といったら、医学や生物学の専門書や解説書の類が50%を越えていた。
神話や聖書などが、こんな世界だとは知らなかった。
もっと早くから触れていたら、また、人生も変わったものになったんじゃないかな?とも思ったりする。
まぁ、後悔している訳ではないし、自分の知的好奇心を満足させる為の結果なのだから、もしもはありえないんだけれどね。


これからの予定は、石ノ森章太郎の“サイボーグ009”やゲーム“ファイナルファンタジー”でしか触れたことのない“北欧神話”(ゲルマンの神々だ!)からユーラシア大陸を東に向かって移動することだ。
映画“ガンジー”はそれまでに見ておきたい。アインシュタインが「後世の人は、こんな人がこの世に存在したことが信じられないだろう」と評した人物だ。
最後に日本に辿り着き、マイブームは完結・・・である。

最後に気になること、一つ。

FFⅩに出てくるザナルカンドという町の名前は、アラビアンナイトに出てくる、弟王が治める“サマルカンド”となにか関係があるのだろうか?
関係あるなら、FFⅩの世界観が変わりそうで・・・もう一度プレーするか・・・。
ご存知の方、いらっしゃれば教えて下さい!

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