映画・テレビ

April 23, 2012

Mr.Bean(Rowan Atkinson)は、速っ!!!

20120423_mrbean_topgrear01いやー、知りませんでした!ミスター・ビーンがあんなに速かったなんて!!トム・クルーズよりも、キャメロンディアスよりも速い・・・・・。

最新作『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』では、相変わらず、面白さ爆発らしいのだが、あいにく、これは観ていないんだよねぇ。

ミスター・ビーンのローワン・アトキンソンには、あまり興味が無かったってのが、映画を観なかった最大の理由なんかだけど、これからは違います。私、“速い男”が好きですから・・・・(なんか、変?)

というわけで、ここで、彼の走りがみられるのだ。この投稿は、英国 BBC 自身がやってるので、削除されないとは思うけど、早めに見るが、吉!

で、昨日、撮り溜めてあった、今、放送中の TopGear シリーズ18 を見ていたんだけど、エピソード2 で、マット・ルブランクに抜かれるまでは、首位をキープしていたのですよ。ミスター・ビーンがっ!!


20120423_mrbean_topgrear02Rowan Atkinson ってのが、誰だかわかんなかったワケじゃなくって、、、、っていうか、2012 シーズン17 の時に、何回分かの放送を録画し損ねて(多分、HDD の空き容量不足)、Rowan Atkinson の回を見てなかった。だから、シリーズ18・エピソード2 でトップにランクされている Rowan Atkinson って名前をみてもピンとこなかった。ミスター・ビーンだって気づかなかった・・・・・一瞬、頭をよぎったものの、まさか、あの“変な役者”じゃねぇだろう・・・って。

一緒に観ていた妻が、 Rowan Atkinson って、ミスター・ビーンじゃないの?って言ってたにも関わらず、「そんなワケねぇじゃん。似た名前の人がいるんじゃないの?」なんて、、、、

でも、気になって、YouTube で、検索したら・・・・・


事実を妻に告げたときの、彼女のしたり顔・・・・・・・・・・。

まぁ、それは、おいといて、、、、

感動しました。あのクレバーなライン取り。私は、サーキットデビューを果たしてますから、全くのシロウトというわけじゃ、ありません(どうだ、まいったかぁ!)。その私が言うのだから、本物です。

速い人は、“遅く見える”んですよねぇ。無駄が動きがないから。ドリフトなんかやると、一見、速そうだけと、コレがちがうんですよねぇ。ドリフト出来ない負け惜しみですけど(雪道では出来ますけど。。。負け惜しみ)。

話は変わって、トップに躍り出た“マット・ルブランク”ですが、、、、どこかで見たなぁ・・・って、、、「これ、誰だっけ、見たことあるなぁ・・・」ってぶつぶつ呟いてたら、娘が、「あぁ~、チャリーズ・エンジェルでキャメロンディアスの彼氏だったヤツだぁ・・・・」って。

    娘のしたり顔ぉ~

「おとうさん、男だから、きっと、キャメロンディアスばっかり、見てたんだよ」って、変な、苦し紛れな、イイワケまで飛び出しちゃって・・・・・。何でも知ってるお父さんの面目、丸つぶれです。


さて、映画といえば、この間、ダニエル・クレイグの「ドラゴン・タトゥーの女」を見て来ました。ブログに書こうって思いながら、書くタイミングが無くって、今になっちゃったんですが、私、スウェーデン版の「ドラゴン・タトゥーの女」も見てるので、両作品の違いなんぞを!!

ダニエル・クレイグの「ドラゴン・タトゥーの女」を観る事になったのは、もちろん、ダニエル・クレイグが好きだからって理由なのだが、、、映画を見て「ドラゴン・タトゥーの女」のシナリオ自体も、気に入ってしまったのだ。

いや、実は、コレ、妻が、まず小説を読み、気に入って、一人で映画館まで足を運び「おもしろかったぁ」って。スウェーデン版の「ドラゴン・タトゥーの女」は、メジャーな映画館では上演されなかっし、話題にも上らなかった映画だ。妻は、ネットで「東京だと、ここでしかやってないんだぁ」とか、一人でぶつくさ言いながら検索してた。

そうこうするうちに、WOWOW でスウェーデン版の「ドラゴン・タトゥーの女」が放送され、それを録画して観たのが、私の初回の観覧。この時、ストーリーの展開の“カッタルサ”に飽きてしまって、途中で、居眠りしてしまったほど。

だから、ダニエル・クレイグ版「ドラゴン・タトゥーの女」の上映の予告があった時、妻から「絶対、観ようね」って言われたけど、正直言って、気乗りはしなかった。ダニエル・クレイグが主演しているからって、それだけの理由で見に行ったのだった・・・・・。


ところがっ!!!!


面白い!!!!

ネタバレは書かない事にするけど、ストーリーがこれほど、面白かったとは・・・・って感じで、家に帰って、スウェーデン版をじっくり見直し・・・・・

面白い!!!!


ディテールの違いはある。特に、ミレニアムの編集長と記者ミカエルとの“恋愛関係”の描写は、かなり違うと思う(俺が思っただけかも。妻は、スウェーデン版でも“出来てる”のわかったよって言ってたから。俺がニブイ?)。もっとも、それは、主たるストーリーには、なんら関係のないところなんだが、ドラゴン・タトゥーの女=リズベットに感情移入してしまった人には、ちょっと、意味の違うものになるのかなぁ・・・。

お金のかけ方にも、明らかな違いが。

私、車好きだから、すぐわかっちゃった。。。。

映画の終板、犯人は、車で逃走するんだけど、その車、スウェーデン版では、20年も前の古ぼけたレンジローバーなんだけど、ダニエル・クレイグ版では、最新のレンジになっている。惜しげもなく(っ手表現は大袈裟だけど)、砂漠のロールスロイスをぶっ潰す気前の良さは、さすが、ハリウッド映画ならではだ。

20120423_astonさすが、ハリウッドと言えば、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』でも、惜しげもなく、BMW X 5 と、650 をぶっ潰してたっけ。そんなこと言い出したら、ダニエル・クレイグ主演、『007 カジノ・ロワイヤル』じゃ、あの、アストン・マーティン DBS をぶっ潰してたからなぁ・・・・さすが、アストンは、「もったいねぇ・・・、オレにくれぇ~~~』って、心が叫んだ(ちゃちい、アメファ・ロメオが追いついてくるのには白けたし)。


ドラゴン・タトゥーの女に戻って、リズベットの描き方も、違いは見られる。

はっきりいって、スウェーデン版の方が、コンピュータオタクっぽさが伝わってくる。っていうか、ダニエル・クレイグ版のリズベットは、オタクには見えない。アレくらいなら、今時の女子大生なら、普通にこなす(と思う。薬学生しか見てないから、全体像ではないとは思うけど)。

20120423_lisbethコンピュータやネットの仕組みについて、とんでもない知識と技術があればこそ、最後のシーンに納得が行くのだが、ダニエル・クレイグ版では、、、、惜しい。でも、恋愛の心理描写に関しては、ダニエル・クレイグ版の勝ち・・・って感じかなぁ。


「ドラゴン・タトゥーの女」は、ミレニアム1,2,3と三部作になっている。多分、ハリウッド版作られるだろうから、これからも楽しみである。WOWOW で放送された、ミレニアム2,3も、また、見直しだ。

それから、Mr.Bean(Rowan Atkinson)の映画、これからは、観ますよぉ~!!

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November 24, 2010

ドクトル・ジバゴ と MINI MINI 大作戦

『MINI MINI 大作戦』って映画をご存知だろうか?見てなくても、なんとなく、「知ってるぅ、それぇ~」って“語感”のタイトルなんじゃないかな。

原題は『 The Italian Job 』。ヴェネツィアが舞台だから、こういうタイトル!?

私は、、1969年製作の同名の映画をリメイクした、2003年製作のアメリカ映画しか見てないんだけど、スゲェ、発見をしてしまったので、ここに報告させて頂くことにした。


どうして、今頃?

20101124_mini_photo001そう、どうして、今頃なのか?   って、今頃、気づいたからなんだけど。。。。

昨日、ふと、思い立って、自宅の車庫で、車を並べてみた(のが、この写真)。


20101124_mini_photo002で、こっちが、映画の中の MINI 達。


20101124_mini_photo003以前から、「我が家に、ブルーの MINI が加われば、まるで映画ジャン」って思ってた。MINI のディーラーの前を通り過ぎるたびに。。。でも、数分のうちに、忘れちゃうんだけど、、、、昨日は、妻は観劇に出かけ、母と娘はディズニーランドに出かけたため、まるまる一日、一人きりになれることになった。


20101124_mini_photo004「さてさて、じゃ、溜まってる映画でもみるかなぁ」。。。。「あっ、前に観たヤツでもいいかぁ」。。。。。「おっ、MINI MINI 大作戦! 超美しいシャーリーズ・セロンおネエ様、、、見たくなっちゃったなぁ」。。。。。


あっ・・・・・!


20101124_mini_photo005というわけで、普段は、もう一つの車庫に入れてある R50 MINI をこちらに移動して・・・・「ハイ!チーズ」

最後尾が、MINI じゃないのが、「オシイっ」けど、まぁ、なんとなく、雰囲気は、、、、それなりに、、、


・・・・・・でも、写真にとってみたものの、本物の“ミニミニ大作戦”と比べたくなって、、、、ネットで写真を漁っている時に、、、、気づいたのです。

20101124_mini_photo006青い MINI のフロントグリルを良く見てください。

ななななななっ、なんと、キドニー・グリルになってるじゃありませんか!!ホラ、フォグランプの間、よく見てくださいよぉ~!ホラホラぁ!うっすらと、キドニー・グリルが、、、、(クリックして、大きくして見てね)

あっ、現代の MINI が BMW 製だって事を知らない人は、ピンと来ないかもしれませんが、こんなところにまで、マニアの心をくすぐる演出?が施してあったなんて・・・・映画を観ている時には、まったく、気づきませんでした。


20101124_mini_photo007青以外は、キドニー・グリルにしてない・・・・


20101124_mini_photo008

BMW ファン、MINI ファンの間では、知られたことだったのでしょうか??

でも、私には、発見?って事で、大満足です。


20101124_mini_photo009ついでに、美しいシャーリーズ・セロン(女優では、一番の美人だと思ってます)の写真も貼っときましょ!映画では、実際に運転してたんだとか!?こんな美人で、しかも、車の運転が上手、、、惚れない筈がない・・ジャン。


もうひとつの発見は、、、、ドクトル・ジバゴにて。

20101124_doctor_zhivagoこの映画、多分、中学生のころに見たはずなんだけど、特に印象には残っていなかった。で、「なに、見ようかなぁ~~~」、何の気なしに、どんな映画だったっけ?って調べてたら、、、、、

Wiki に、、、『ドクトル・ジバゴ』はロシア革命を批判する作品であると考えられたために本国ソ連での発表はできず、イタリアで刊行され、世界的に知られることになった。翌年にはノーベル文学賞がパステルナークに授与されることになったが、ソ連共産党が辞退を強制した。受賞すれば亡命を余儀なくされると考えたパステルナークは「母国を去ることは、死に等しい」と言い受賞を辞退した。

ソ連の共産党は「(『ドクトル・ジバゴ』は)革命が人類の進歩と幸福に必ずしも寄与しないことを証明しようとした無謀な試みである」と非難した。当時「社会主義革命の輸出」をしていたソ連政府にとっては「ロシア革命は人類史の大きな進歩である」という見解に疑問符をつけることは許しがたいことであった。

・・・・・むむむむむむむむむ、そんなことがあったんだぁぁぁぁぁ

なんか、今の中国と一緒ジャン。ノーベル平和賞の受賞を辞退させようとするなんて・・・・・・・。


おそるべし、社会主義者。

で、ドクトル・ジバゴ、、、あらすじを掲載しているサイトで読みましたよ。

ふんふん、なるほどぉ・・・。でも、さっぱり、思い出さない。かろうじて“アレック・ギネス”のイメージだけが、覚えているような、いないような、、、、、あっ、オビ=ワン・ケノービの、あのおっさんね。結構、印象強いでしょ!あの顔。だからさぁ。。。

もしかしたら、見たつもりになってるのかも知れないけれどね。どっちにしても、もう一度、見直しておくべきだな。(あぁ~、アラビアのロレンスも、もいちど、見なくっちゃ)


と、休日の発見でした。

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November 15, 2010

遺体やがん患者の写真も、米FDAがたばこ包装の新デザイン案

20101115_ucm233072「家族の喫煙予防とたばこ規制法」はFDAにたばこ製品規制の権限を付与したもので、昨年10月に風味付け(フレーバー)の禁止、今年7月に「light」「mild」「low」の表示禁止などを行ってきた。同法には、2012年10月までに包装に表示する警告を改正および強化することが盛り込まれている。

う~む、こういうのを知ると、つくづく、日本の政治、行政の“事なかれ主義”を痛感する。目に見えない、実在するのかどうかわからない“誰か”に気をつかってるんだね。当人は、気配りの出来る人って思われていると勘違いして・・・・。でも、それって、政治家や役人だけじゃなくって、ほぼ日本人全員だよなぁ。。。。。

パッケージのデザイン案はこんな調子だ。誰かに気をつかったら、こんなデザインは出来ないよね。その“誰か”ってのが、私には想定できないんだけど、、、、。

デザインの詳細は、こっち

20101115_ucm233180パッケージのデザインは未決定らしいけど、警告文はこんな感じで決定だそうだ。

Cigarettes are addictive(たばこには習慣性がある)
Tobacco smoke can harm your children(たばこの煙はあなたの子供に害を与える)
Cigarettes cause fatal lung disease(たばこは致命的な肺疾患を引き起こす)
Cigarettes cause cancer(たばこはがんを引き起こす)
Cigarettes cause strokes and heart disease(たばこは脳卒中と心疾患を引き起こす)
Smoking during pregnancy can harm your baby(妊娠中の喫煙はあなたの赤ちゃんに害を与える)
Smoking can kill you(喫煙はあなたを殺す恐れがある)
Tabacco smoke causes fatal lung disease in nonsmokers(たばこの煙は非喫煙者の致命的な肺疾患を引き起こす)
Quitting smoking now greatly reduces serious risks to your health(禁煙するのに遅過ぎることはない)

英国の抗生物質の乱用防止キャンペーンでも触れたけど、日本では、こんな大胆な事は出来そうもない。

日本でも10月からタバコを値上げした。でも、あの程度の値上げじゃ、禁煙させるインセンティブにはなり得ないって、誰しもが思っている。値上がり直後と、値上がりする前に買いだめしていた人達の“禁煙ブーム”の煽りで、チャンピックスが欠品するという、お笑い種の騒動もあったりして。。。。。

すべからく、日本人は、出来事をオブラートに包みたがるようだ。真剣に取り組まなきゃならないことを、かなりの頻度で“茶化す”。そういうのも必要なケースもあるんだろうけど、全てそれじゃ・・・ね。


国はタバコを止めさせたいなら、値上げは、一箱、1000円以上だろう。当然だ。でも、税収が落ち込むことも、懸念しなきゃならない?

どっちが、重要なんだよ?

日本人の“善意”なんて、所詮、こんなもの。

助ける必要のない人を“弱者”にして、「私が、彼らの味方です」みたいなことは、すぐやる(そして、軽薄な善意にだまされやすい。)くせに、北朝鮮に拉致された人や、尖閣問題の報復で囚われの身になった日本の民間人を助けるなんてことは、絶対、やらない。。。。


でも、別の見方も出来る。

医療費を抑制するには、基本的に喫煙者を増やし、高齢者になる前に死んでもらったほうが良いのは、タブーだけれど周知の事実。

医療費抑制の目的ならば、タバコを吸ってもらっていた方が良いことになる。公言できないから、のらりくらりとやっているのかもしれない。

こう考えると、日本人って、かなり“怖い”。多分、これが本音なんだろう。世間体、人様の目があるところでは、“イイ子ちゃん”を演じるのが、大好きな日本人、ほんとは、かなり怖い。今回のタバコ値上げは、決定的な禁煙の因子とはならない。一度はチャンピックスで禁煙したって、周りに挫折した人がいたら“安心して”挫折できる特質をもつ日本人。

いまどきの喫煙者にみるイメージ(頭が悪い、克己心がない、自分勝手、マナー欠除、優柔不断、意志薄弱、などなど)に逆らって、喫煙し続けている人たちだから、そんな簡単に、禁煙出来るはずもない事を、踏まえての値上げ幅なんだよね。アレって。。。。

怖いねぇ~。


さて、怖いといえば、週末に「オープン・ウォーター2」と「イングロリアス・バスターズ」を観た。

まず、「オープン・ウォーター2」。これ、かなり怖い。日常にある怖さだから、むなくそ悪くなる。観たくなくなる。途中で、どれだけ、早送りして“ホッ”とする結末を観たくなったことか。でも、最後まで、じっくりと見た。救われない。やるせない。

「イングロリアス・バスターズ」、これも、怖い。でも、視点が“公平”なところが“すがすがしい”。枢軸国側(ドイツ)と連合国側(アメリカ・イギリス・フランス)に善悪を付けてない(ナチ対ユダヤの対立軸においても然り。この辺が日本人には理解できないかもしれないな。日本人は善悪をハッキリさせたい人達だから)。

両作品とも、結局、人間って愚かだなって感じさせる。でも、それが、ヒトの営み、本質。その積み重ねの結果が“歴史”(だから、歴史から学べるものなど無し。っていうか、ヒトはそういうものだと知ることは出来るのに、『歴史から学んでないバカ』みたいな言葉を使うIQの低い人達・・・おっと、脱線)。

そして、一番、恐ろしかったのが、私自身の“人を見る目”。

クリストフ・ヴァルツ ( Christoph Waltz ) 演じる“ハンス・ランダ親衛隊大佐”に「ほんとは、いい人なんじゃね?」って勘ぐりつつ、ことごとく、裏切られたことだ。

善い人なんて、この世に存在しない。それは、全て相対的なもの。善と悪は評価する主体の立場で変わるってことだ。


つくづく、私は、日本人なんだなぁ・・・・と。ハッと気づいた。どこかに究極の“善”があるって思っている。無意識に。

だから、敢えて、タバコのパッケージに、屍体、がんに犯された肺臓、脳卒中で麻痺し歪んだ顔の写真を貼り付け、値上げは、1000円以上にして欲しい。微妙な値上げでオブラートに包む行為は「オープン・ウォーター2」のごとき・・・って感じるよ。

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July 26, 2010

インセプション レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙

20100726_inception昨日の日曜日、映画『インセプション』を観てきた。先週は『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』を観て、大変、がっかりしたので、今回は、その分、期待は大きかった。

『踊る大捜査線3』が面白くなかった理由は、、、、

私的には、ドタバタのお笑い漫才のような展開が、全体の印象やキャラクターのセリフを“軽薄”にしてしまっていると感じた。本店対支店、警官対官僚の構図にしても、本店や官僚の言動にその都度“キレる”シーンがあり、“抑圧”された感情が“鬱積”しない。その為、後で効いてくるはずの言葉が白けきっている。“感情移入”できない。なんでこんなセリフ?って感じちゃうのだ。

この辺の作りは、ちと古いが、イヴ・モンタン主演『恐怖の報酬』を見習ってもらいたいものである。映画はテレビドラマじゃないんだから、コマーシャルの間にチャンネルを変えられちゃうなんて考える必要は無い。一本の小説のようなものなんだから、前半に“バネを縮める”ようなシーンが続いても、最後に、、、、、となればいいのである。


さて、『インセプション』、期待通りの面白さだった。さすが、『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督って。

私の場合、主人公ドム・コブをサポートする女子大生アリアドネ、、、、このアリアドネって名前に、ストーリーを予感させるものがあったので、、、、なんか、先読みしつつ観ていたのだが、、、、、

アリアドネ、、、ギリシャ神話を知っている人には、すぐに思い出される。ミノタウロスの迷宮(ラビュリントス)、この迷宮から英雄テセウスが脱出する“知恵”を授けるクレタの王女、それがアリアドネだ。

クレタの王ミノスは、王子がアテネ軍に殺された報復として、アテネに“九年ごとに七人の少女と七人の少年をミノタウロスの生贄として差し出すこと”を要求していた。テセウスはアテネの王子でありながら志願して、この七人の一人としてクレタ島にやってきたのだ。

このテセウス、ギリシャ神話の英雄の常だが、とびきりの美男子。。。。ミノス王の王女は、チラっと見た瞬間、処女の体に衝撃が走り、恋に落ちる。

化け物ミノタウロスは、ミノス王がポセイドンとの約束を守らなかった(ミノス王はちとセコイ)報いに后に呪いをかけられ、后と牛が交わって生まれた仔だ。后は呪いにより白い雄牛に性的な欲望を抱かされる。宮廷のお抱え技師ダイダロスに命じて雌牛の模型を作らせた彼女は、自ら模型の中へと入り雄牛の身近へと訪れた。結果、后はミノタウロスを産むこととなった。

このダイダロス、成長するにつれ凶暴さが増したミノタウロスを閉じ込めておく迷宮の製作を、ミノス王により依頼されることになる。

テセウスに一目ぼれしたアリアドネは、生贄にされるテセウスを見殺しにすることが出来ず、迷宮の設計者であるダイダロスに相談し、、、、、となるわけだ。

「この糸玉を解きながら迷宮を進み、戻るときには糸を辿って・・・・」とテセウスに恋心とともに告げるアリアドネ。テセウスは、この時、どんな心境だったのか?

単なる生贄のハズだったアテネの若造にミノタウロスを殺され、迷宮まで破られ脱出されてしまつたミノス王は、、、「こんな知恵が我が娘にあろうはずはない・・・・。これは、、、、、誰かの入れ知恵・・・」ダイダロスに白羽の矢が立てられ、息子のイカロスとともに、迷宮に閉じ込める。

ダイダロスは迷宮の設計者でもあり、クレタ随一の頭脳の持ち主だ。息子とともに“翼”を身につけ、迷宮をまんまと脱出。しかし、親の賢い遺伝子を受け継がなかったイカロスは、喜びのあまり、父ダイダロスの言いつけを守らず、天高く舞い上がり、太陽の熱で翼が体から剥がれ、墜落死。(ちなみに、ダイダロスの名前は、クリント・イーストウッド主演監督「スペースカウボーイ」のチーム名に使われている。この時も、「大事なものを落とすのかな?」って感じたっけ)

一方、恋の告白は、愛の駆け引きも、、、、「あなたを助けたら、私は、この国にはおれません。私をアテネに連れてって」とか。
 
 
 
アリアドネは、迷宮に迷い込んだ英雄を脱出させる手助けをする役割・・・・・映画の中のこの女の子の名前は、その役割の暗示なのか?その後もあるのか?

映画『インセプション』で、主人公ドム・コブが恩師マイルス教授からアリアドネを紹介されるシーンで、『アリアドネ、こちらに。コブ、紹介しよう、、、、、』と、その女学生の名前が明かされ、、、、、

この瞬間、以上のようなことが私の脳内を駆け巡ったのだった。
 
 
 
ギリシャ神話では、アリアドネとテセウスはこのあとアテネに帰るはずだったのだが、途中で寄り道をする。ナクソス島だ。その島の主人ディオニソス(英名バッカス:酒神)が、これまた、アリアドネに邪な感情を抱き、テセウスから寝取ってしまう。

テセウスは、もともと、恩があったから連れて来てたような?女だったので、コレ幸い?とアリアドネを島に置き去りにして、アテネに帰ってしまうのだ。なんと薄情な!

日本の誇るギリシャ神話の研究者、呉茂一教授は、、ホメロスの『オデュッセイア』においては(巻11、324-5)、一行がディアー島(ディーア島)に至ったとき、ディオニソスの了承のもと、アリアドネはアルテミスに射られて死んだとされるとしているけど、こういうオルタナティブの話の方が面白い。。。。おっと、脱線。

因果応報、、、、アテネの王子であり英雄テセウスが故国を出発するとき、父王アイゲウスに、『無事、クレタ島から脱出したときは船に白い帆を掲げて帰還する』と告げていた、、、、テセウスはこれをすっかり忘れてしまって、出航時の黒い帆のまま帰還したのだ。

これを見た父王アイゲウスはテセウスが死んだものと思いこみ、海に身を投げてしまった。アイゲウスが身を投げた海はその名にちなみ、エーゲ海と名づけられた。。。。。

あぁ~あ、女の扱いを間違えると、これだよ。現代でも十分通用する寓意・・・・・だよねぇ!?

でも、テセウスは、ギリシャ神話のいたるところで顔を出し、英雄中の英雄といってもよいし、ディオニソスはオリンポス12神にも加えられることがある重要な神だから、英雄に弄ばれたり?したけど、最後には神の后になったアリアドネもまんざらではなかったのかもしれないけど。


さて、ここまで読んでしまったあなた!

実は、このエントリーは、あなたの脳にインセプションすることが目的でした。

アリアドネって名前のイメージを。。。。


なんちゃって。

このようなアリアドネのエピソード、、、日本人には馴染みはない(観終わって妻に聞いたけど、妻は知らなかった。アリアドネって名前から思い出すことは無いって)けれど、欧米人には“忠臣蔵”並みのお馴染みのことだと思う。。。。って事は、これを知ることで、より、欧米人のごとき映画のインプレッションが・・・・・・・って事で、ご容赦!!

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May 22, 2010

jury nullification

20100522_a_time_to_kill陪審による法の無視 --- 陪審員制度がある国に固有の熟語だ。日本にこの言葉は無い。

昨日、裁判員制度発足1年ということで、お昼のワイドショー“ミヤネ屋”で、この裁判員制度を“独自の視点“から検証していた。

裁判員制度の存在意義は、jury nullification コレに尽きる。裁判に感情を持ち込むことの“正当性”を何度かエントリーしてきたが、日本で、定着するかどうかは、感情を持ち込むことの“正当性”を国民が理解できるかどうかにかかっている。

映画『評決のとき』(ひょうけつのとき、原題:A Time to Kill 1996年)のように、カール・リー・ヘイリー(サミュエル・L・ジャクソン)が“無罪”になるようなことは、日本の裁判員制度ではありえない(あってほしいけど)だろうけど、量刑に関しては、判例に基づく判決には“NO”を突きつけて欲しい。

というわけで、“ミヤネ屋”では裁判員制度発足1年後の“検証”として、色々なことを取り上げていたのだが、やっぱり、あの番組は“お馬鹿”だ!

裁判員制度の評価ポイントは、ただ、一点! 判例にある量刑年数以上の判決がどれほど下されたかによる。判例に縛られているだけでは、裁判員制度の“存在意義”はない。

「何人が召還に拒否したか?」とか「その理由は?」なんて、まるでくだらない数字の集計値を提示していたが、あんなものは、、、、、、あっ!ワイドショーを見る人の知的レベルに合わせた・・・・・・!こりゃまた、失礼しました。


・・・・と脱線しかけたと見せかけて、、、、“ミヤネ屋”だけじゃなく、その他でも、「判例の量刑年数以上の判決がどれほど下されたか?」を示した番組は、、、、多分、ないということを言いたかった。(っていうか、ほとんどテレビを見ない私の判断は正しくないかも。どこかの番組では取り上げたかも・・・)


さて、、、、

秋葉原通り魔事件(もう、2年も経つんだよねぇ。秋葉原にいる私は、ビビったなぁ)の犯人は、7人も殺したんだから、死刑以外を選択する裁判員は隠れキリシタン、、、もとい隠れ死刑廃止論者でもなければ、ありえないだろう。だから、秋葉原通り魔事件の犯人を死刑とする判断を下せるかどうかが“踏み絵”になるともいえる。(っていうか、あの事件は裁判員は関わってないけど、踏み絵に出来るってことで)

死刑廃止論は日本では“思想”の域を出ないのは、終身刑が日本の刑法に無いことからも、よくわかる。「死刑じゃないんだったら自然に死ぬまで閉じ込めとけっ!」って場所があるなら、死刑廃止論も議論するに値するんだろうけど・・・・!

それに、死刑にして殺すだけじゃ物足りない犯人もいるわけで、苦しんで苦しんで苦しみぬくまで、死なせやしない。。。って。で、犯罪者自身も、一生、幽閉された場所で労役を課される・・・・・、自分のしたことを悔いて死んでいく・・・・・、ざまあみろっ!って。

これが実現できるなら、刑法第39条も生きてくる。「ハイハイ、心神耗弱ねっ!はい、じゃ、一生、鉄格子のついた病院に入院してください。治ったら、普通の刑務所にいってもらいます」ってね。

しかし、こういう施設を維持していくにはお金がかかる。これが、現実的な問題だ。


ああぁ「雪の日に北の窓あけシシすれば あまりの寒さにチンコちぢまる」だなぁ!


私が、裁判員で、秋葉原通り魔事件に関わったとすれば、犯人には、死刑ではなく、重さ80kgの足かせを付けて、死ぬまで東京駅の便所掃除を言いつけたいっ!


閑話休題。ジョン・グリシャムの作品は、結構、映画化されている。

『ニューオリンズ・トライアル』 2003 D・ホフマン G・ハックマン 他
『相続人』 1998 ケネス・ブラナー 他
『レインメーカー』 1997 マット・デイモン 他
『評決のとき』 1996 マシュー・マコノヒー 他
『チェンバー』 凍った絆 1996 K・オドネル G・ハックマン 他
『依頼人』 1994 スーザン・サラドン 他
『ペリカン文書』 1993 J・ロバーツ D・ワシントン 他
『ザ・ファーム』 1993 T・クルーズ G・ハックマン 他

私が、印象に残ったのは、なんと言っても、『評決のとき』だ。誰が見てもラストでのマシュー・マコノヒー演じるジェイク・ブリガンス弁護士の最終弁論に「はっ!」っとさせられるんではないかなぁ?

私は、そうだったけど。カール・リー・ヘイリーが無罪になった時は、拳を握ったもんねっ!

私は、よく、商店街などの狭くて人通りの多い道路で、爆走する車を見ると、運転手をマシンガンで蜂の巣にする自分を想像する。日本で、裁判員制度と jury nullification が定着する《時》が来たら、実行・・・・できるかな?

もし、私の娘が暴走する車に轢き殺されたら、間違いなく、やろだろうねっ!!

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December 18, 2009

犬と猫が交わって仔が出来る? -- 伝統とY染色体 -- 坂の上の雲 第3回「国家鳴動」

20091218_sakanoueちょっと前、世間では、伝統とY染色体で盛り上がった事があったが、最近では、まったく話題にもされなくなった。天皇男系問題は先送りされ“放置プレー”されている。

ところで、犬と猫が交わって、雑種が出来ると思うだろうか?

サルとヒトはどうだろうか??

どうして、チンパンジーとニンゲンは交わって子供を残せないのだろう?

もし、これにY染色体が役に立っていたら、あなたはY染色体を見直す???

雑種不稔性の理解(Understanding Hybrid Sterility)

Science December 11 2009, Vol.326

生殖に関する障壁の開始、すなわち雑種不稔性は、分離された集団間の遺伝的不適合性を増強し、種分化へと導く1つの手段である。

雑種不稔性の基盤をなす一握りの遺伝子が発見されてきたが、その分子機構は一般にまだはっきりしていない。

BayesとMalikは、サテライト-DNA結合タンパク質をコードする雑種不稔性遺伝子Odysseus部位ホメオボックス(OdsH)が、Drosophila mauritianaとDrosophila simulansという2つの種の間で、異なったDNA結合パターンを示すことを明らかにしている(p. 1538、10月22日号電子版)。

D. mauritiana由来のOdsHはD. simulansのY染色体に局在化するが、一方D. simulans由来のOdsHではそういうことはない。

OdsHタンパク質のこの不正確な発現、局在化、それと持続性が混血のオスの精子形成に影響を与えており、これによってこれら種間の雑種不稔性の根底にある仕組みが説明される。

つまり、サテライト-DNAとその結合タンパク質の間の遺伝的不適合性が、動物における雑種不稔性の一般的基盤を代表している可能性がある。

Altered Heterochromatin Binding by a Hybrid Sterility Protein in Drosophila Sibling Species
p. 1538-1541.


答えは、上記のように、Y染色体が必須の現象ではないけど、オスの精子形成に影響を与える事で、サルとヒトのハイブリッドが出来ないようにしている、、、、なんて、オスの精子、、、エライじゃん!!

なんて事いうと、男女の平等を訴えている人達から、ぶっ飛ばされそうだなぁ!!

(^_^)/~ 男女の平等を叫んでいるみなさん、男女の区別はどのように考えていらっしゃるのでしょう?“ニユセックス”とか言っちゃってるけど。単為生殖から有性生殖に進化したワケは、両性の区別なんですけど・・・!同じにしちゃったら、サルとヒトがSEXして、子供が出来ちゃうよ!


坂の上の雲 第3回「国家鳴動」を、昨日、見た。

ナレーターが「日清戦争は、事実上、この二人によって始められた」・・・・・・って言ってた。思わず、吹き出した。

ドラマだからって、ちっょと、安易すぎやしないかい??だけど、、、、あれが、司馬遼太郎の考えなのか、NHKの考えなのか、単に脚本家がやっちゃっただけなのか、、、、まぁ、フィクションに突っ込みを入れるほど、野暮じゃないけど、フト、面白い事を思いついてしまった。(子規と漱石の交流も、原作にはないほど濃密に描かれているのだが・・・・?どういう意図があるんだろ?NHK?)


歴史の方程式(マーク・ブキャナン著)』って本をご存知だろうか?

なにげに、興味をそそるタイトルだが、今まで『どうせ、・・・・』なんて思っていたので読んでない。。。それが、、、、、

本日 Nature 462, 7275 (Dec 2009) の論文を見て、、、、『えっ、あれって、Nature に載る様な内容の本だったんだぁ』って、あらためてぶっタマゲたのだった。(私は、Nature とか Science とかの権威に弱いのだ)

戦争の生態学:暴動やテロにみられる統計学的パターン

Nature 462, 7275 (Dec 2009)

一見ランダムあるいはカオス的にみえる人間活動の多くは、普遍的な統計学的パターンを示す。

人間の間の紛争もその1つであり、戦争全体で総計した死傷者数のサイズ分布はほぼ、べき乗分布に従う。

しかし、個々の戦争で起こるさまざまな事態についても共通のパターンがみられるのだろうか。

N Johnsonたちは、そうであることを明らかにした。アフガニスタン、イラク、コロンビアで起こったさまざまな紛争に関する詳細なデータセットを使って、反乱戦には互いに共通するパターンがあること、さらにそれは世界的テロ行為にも共通することを示し、破壊・暴力活動の規模や、それらが生じるタイミングを人間集団間の生態学的相互作用の観点から説明している。

彼らのモデルは暴動に関する最近の仮説と整合しており、反乱での武力衝突やテロ行為と生態学の間の量的な関係を確立するものだ。

また、このモデルと金融市場モデルとの類似性は、人間の暴力的行動と非暴力的行動との間の関連を示している。

Letters to Nature p.911


この本は、「べき乗分布」に関する研究の歴史を振り返りながら、「非平衡物理学」の考え方を紹介してくれる本らしい。著者はヴァージニア大学で理論物理学の博士号を取得後数年間のカオス研究の後 Nature の編集に携わっている。

その「非平衡物理学」だが、著者の言葉でいうと「歴史物理学」(historical physics)となるのだそうだ。

サブタイトルは、『科学は大事件を予知できるか』なのだが、著者は『そんなこと、出来るわけない』と言っている。このサブタイトルは、出版社の“撒き餌(ミスリード)”なのかもね。

「べき乗分布」ってのがわからなかったら、ウィキペディアで『冪乗則』(べきじょうそく、power law)と調べてくだされ。

で、フト、思いついた面白い事ってのは、司馬遼太郎が生きた時代に、この著書っていうか、「非平衡物理学」(歴史物理学)の考えがあったら、小説《坂の上の雲》はどうなってしまったのか?ちゃんと書けただろうか?もし、書いたとしても、、、、


---おもしろくねぇだろうなぁ---(氏の知性が邪魔して、大胆に書けなくなったんじゃないかな)


でも、現代だって、非平衡物理学なんて、ほとんどの人は言葉すら知らない。

---なんだよ?それぇ---

って感じだろう。だから、《坂の上の雲》は現代に於いて映像化しても、突っ込みどころ満載ってことにはならないのだろう。先日見た《私をスキーに連れてって》はひどいもんだ。(どっちも、戦国時代に遡るくらい時間が隔たれば、突っ込むなんて言葉と無縁になるんだろうけどねぇ、、、、)


ただ、このドラマ(小説)、見ようによっては“男性賛歌”になりそうだ。突っ込みを入れたい人、いそうだよね?「脚本化する段階で、原作とは違う女性の描き方がありそうだ」とかなんとか。

司馬遼太郎氏は“戦争賛歌”を懸念して映像化を拒んだらしいが、さすがに、“男女平等”までは気が回らなかったらしい。。。(回してたらヤダけど)

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October 28, 2009

モンスター

20091028_charlize_theronシャーリーズ・セロンが主演した映画を思い出した。

シャーリーズ・セロンはこの映画で、実在した全米初の女性連続殺人犯アイリーンを演じた。

映画『モンスター』は1986年に連続殺人事件を起こし、2002年にフロリダ州で死刑となった娼婦アイリーンの実話に基づく物語。2003年のアカデミー賞にて、シャーリーズ・セロンが主演女優賞を獲得した話題作だ。


さて、何を見て思い出したのかは、ご想像の通り。

そう、このとてつもなく、スゲェ~女、、日本の木島佳苗だ。

誰だって、1億円以上も貢がれる女って、どんなイイ女なんだろう?って思うはず。俺の興味も、ただ、その一点に尽きる。

殺されてしまった男性群には申し訳ないが、特別な感情移入には至らなかった。(正直でゴメン!)


で、この女だけど、ネットでは、サングラスをかけているが顔写真も見かける。。。シャーリーズ・セロンのように、絶世の美女とはいかないが、コケティッシュな印象だ。

コケティッシュ・・・・・久しぶりに思い出した単語だ。

男好きのする顔なんて言い方もするよなぁ・・・・、昔の小説なんかじゃ、飛び交っていたけど、最近、コケティッシュなんて通り越して、エロだもんねぇ・・・・。乳房の下半分なんて、平気で見せるし、すぐ、股広げちゃうし・・・。

こういう、特別、美人じゃないけど、ちょっと、性にだらしなさそう(なさそうってところがミソ)な女性って、一緒にいると、ドキドキする。なんか、肉体の交わりが期待できそうで・・・・って所なんだろうなぁ。

美人過ぎると、『俺とは、そいうい関係になる女じゃないなぁ』なんて、チャレンジする前から“引いちゃう”んだよね。

コケティッシュは、もてるのだ。

この女は、素でコケティッシュなのか、それとも演技なのかはわからないが、写真からはモテそうな印象は受けたよ!俺は、別に関わったわけじゃないし、被害も受けてないから、特別な悪感情も抱かなかったけど。


さて、人の嗜好を云々する前に、お前はどうなんだ?と言われそうだから、最初に書いちゃおう。プロフィールにも、好きな女性のタイプって書いてなかったからね。

このエントリーを見てもわかるように、好きなタイプはシャーリーズ・セロンだ。他には、ジーナ・ロロブリジダ、ケリー・ブルックあたりが好きだな。日本人じゃ、ファンじゃないけど香里奈、ポカリスエットのコマーシャルに出ていた頃の米倉涼子、高校生の頃の杉本有美、あと、戸田れいはコケティッシュで好き!

大体、俺のタイプがわかったところで、話の続き。


最近じゃ去勢された男が多くて、、、とか、、、、その証拠に車に金を掛けずに、、、スピードに酔う事も無しに、、、などと、考察している輩を見かける。

これに関し、AUTOCAR JAPAN のコラムニストで自動車評論家の慎ちゃんこと沢村慎太郎氏が「慎ちゃんのクルマ寄席」で、持論を展開している。

今月号では、沢村慎太郎氏が1962年生まれの俺と同学年(俺は1963年の早生まれ)だと判明したのだが、氏の鋭いユニークな着眼点は、一目置いていおり、「慎ちゃんのクルマ寄席」は毎回、楽しみにしている。

この中で、車離れは、男が虚勢されたわけじゃなくって、ガンダム世代だから、、、って所には妙に感心したのだった(これだけじゃワからんだろうから、興味のある人は雑誌、買ってネ)。それ以外にも、別な車関連雑誌に、最近の若者の車離れが著しい理由に、“草食系”じゃない理由を展開している文章が載っていた。フランスでは日本より先に既に同様の現象が現れていていたと。『車で女を釣る時代じゃないぜ』ってことらしい。

これらの理論の展開は、俺を、十分、納得させるものだった。


と言うわけで、この女の被害者は、今のところ、中年以降って事になっているけど、最近の若者にとっては対岸の火事だなんて考えている人がいたら、それは、改めたほうがいいと思う。


彼らは、決して、“草食系”なんかじゃない。


環境ホルモン物質の影響なのか、人口過密状態が原因なのか、それ以外の因子があるのか、特定は難しいが、少子化が、民主党や少子化大臣が言うような、お金が無いからではない事はハッキリしている

練炭殺人のターゲットにされなかったのは、単にお金が無かったからだ。

p.s.(今回は、私じゃなくって、俺って使ってます。なんか、こんな内容、私じゃ恥ずかしくって・・・それと、慎ちゃんのマネ)

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September 12, 2009

わらの男達

20090912_g_loloblijida最近のノートパソコンは強い。

今朝、職場で使っているノートパソコンを落下させた。

1日2回、場所を移動して使っているのだが、朝の移動の最中だった。

でも、動いている。。。。すげぇなぁ!絶対、壊れたと思ったんだけど・・・・。


そのくせ、自宅のデスクトップ型(Gateway)は壊れかかっている。。。。置いてあるだけなのに。。。まだ、2年しか使ってないのに・・・。

最近じゃ、パソコンの蓋を開けて、不具合を見つけて、自分で修理・・・・なんて気も起きない。

壊れかかっていて、使い物にならないと妻から苦情が・・・・。買い替えを考えた。安く済ませるには、Dell がいいかもっ!!って事で、オンラインストアーへ。


色々、オプションを検討していると、なにやらオペレーターがチャットで対応してくれるらしい。面白そうだから、チャットを開始した。仕事中なのに・・・・。

商品のディテールを調べていた時、背面の写真に DVI-I 端子が付いてない事が判明した。一体どうなっているのだ?デフォで、ビデオカード搭載しているのに・・・と聞いてみようかなって。

チャットでわかったのは、写真はイメージだから、、、、実物には付いてるので心配はいらない・・・ということだった。。。。オイオイ、イメージ写真って、、、それはないだろう?って思ったんだけど、対応してくれた方が女性だったので、紳士的に振舞ってしまった。


さて、自宅のデスクトップパソコンはどうなったのかと言うと、、、買うことを決めてから、調子が良い。

今までの不具合が嘘のように消え去っている。。。。チャットしてくれた女性は、オンラインストアーで買うなら、私の名前を営業担当欄に書いてって言ってた。そしたら、お安くしますって。。。。


キャバ嬢の営業スマイルには“免疫”あるんだけど、、、、Dell のオンラインサポーターには“免疫”ないから、ヤバイかも・・・・・。

それに、Windows 7 にも興味あるしなぁ・・・・・。って、Gateway が壊れる事を祈り始めている・・・・・。


さて、フランスには『わらの男』ということわざがあるそうだ。これに引っ掛けて、『わらの女』という小説は書かれた(そうだ)。

『わらの女』は映画にもなった。

『わらの男』というのは、頭のいいヤツにいいように利用される馬鹿のことなんだとか。

『わらの女』も、いいように利用される馬鹿女が出てくる。しかし、小説と映画ではラストが違う。私は、だんぜん小説のほうが好きだ。この救われない感じが、あざとくなくて良い。

映画は、良くも悪くも、水戸黄門のような“勧善懲悪”にしてある。

だが、ジーナ・ロロブリジーダが演じてなかったら、どうだろう??監督はラストを変えたのだろうか?私が監督だったら、待ったなしだ。


男は、つくづく、脳が“テストステロン漬け”なんだよなぁ・・・・・。基本的に、善悪の判断さえコレなんじゃない??(サディスティックに美女を虐めたい男は除く)

そういえば、世界陸上女子800m金のセメンヤ選手は両性具有だったらしいね。彼女?の映画版『わらの女』の評価が知りたいねぇ!

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August 31, 2009

いのうえひでのり リチャード3世

20090831_richard3日本でシェイクスピアと言えば、蜷川さん、、、、と、いのうえひでのり氏も言っているのだが・・・・・、昨日、いのうえひでのり演出の『リチャード3世』を観ていた。(選挙速報は、最初の10分だけ・・・苦笑)

観たといっても、Wowowで放映していたのを録画しておいたものなのだが、、、

知っている人は良く知っている通り、ロシアの文豪トルストイは『シェイクスピアの何処が良いんだ』とこき下ろしている。ロシア語訳だからいけないのかも、、と英文でも読んだらしいが、それでも、さっぱり、よさが解らない・・・・のだそうだ。

そんでもって、シェイクスピアを褒めちぎっている人にも、『なんで、あんなのが良いんだ?』と。

私は、文学部出身ではないので、この辺の考察は“不可能”なのだが、『なんで、あんなのが良いんだ?』というのは、良く解る。

観ていて、ちっとも面白くない。

これは、『コリオレイナス』を観ていても、感じた。

『なんで、こんなことするの?』
『こういうリアクションするかなぁ・・・』

と、つまりは、、、、突っ込みどころ満載なのだ。


ところで、『突っ込みどころ満載』っていうのは、民主党のマニフェストを読んでいても同じだ。。。

突っ込みどころ・・・って感じるのは、自分が正しい事を知っているからなのか、それとも勘違いしているからなのか、ただ単に嫌いだからなのか、、、、色々なパターンがあると思うんだけど、もう一つ気づいたのは、、、、

男性へのワクチン接種は午前中に

〔独ウィースバーデン〕ヨハネス・グーテンベルク大学(マインツ)小児科のFred Zepp教授は「ワクチンを接種する時間帯と接種後の免疫応答との関連について検討した2件の試験から、男性の場合には午前中にワクチンを接種したほうが、より良好な免疫応答が得られることが示唆された」と学会"Praxis Update"で報告した。

抗体価が2倍以上に
 1件目の試験は、A型肝炎ウイルス(HAV)ワクチンの接種を受けた英国の男子学生を対象としたもので、39人には10~12時の時間帯に、36人には16~18時の時間帯に接種が行われた。2件目の試験では、A/Panamaインフルエンザ・ワクチン接種後の反応が調べられた。被験者は65歳以上の男性89人で、2群に分けた一方の群には8~11時に、もう一方の群には13~16時に接種が行われた。

 いずれの試験でも4週間後に抗体価を測定したが、午前中に接種した群では、抗体価が2倍以上に上昇した者の割合が、午後に接種した群のほぼ2倍であった。

 これに対して、女性ではこうした効果は確認できなかった。Zepp教授らは現在、さらに大規模な試験に取り組んでおり、概日リズムが免疫応答にこうした影響を与えることが確認されれば、特に免疫応答が低下しているリスク群に応用することができるかもしれないとしている。

 同教授は「そもそもワクチン接種は午前中に実施すべきで、接種後の観察時間の確保も容易になる」と述べた。


たとえば、上記のような事を聞かされて、、、、『ちよっと、まってよ!それは、、、、』なんて突っ込むヤツは、そうそう多くはないと思う。

『ふーん、そうなんだぁ!なぜだろ?不思議だねぇ』みたいなリアクションが多いはず。関心がなければ、そんなものだろう。一般の人が、『ワクチンの効果を最大限に引き出すには・・・』なんて考えるほうがおかしい。

・・・・・、そう、一般の人でも“医療オタク”みたいな人、、、それを好きな場合、気になってしょうがない場合なら、『突っ込みたくなる・・・』のかもしれないが。


対象が気になっている場合、好きなのにそれを好きな自分が許せない場合、、、なんかが、当然あるわけだ。

私が、民主党マニフェストに『突っ込みどころ満載』なんて書くのも、よくよく、考えてみると、そうなのだ。

気になっている・・・・、民主党前原誠司氏のことは個人的に応援しているし、それ以外にも応援している人は、ちょっとはいる。だけど、、、中には『小泉元首相がどうしたこうした』と、そればっかりでうんざりするヤツが極めて多い。

私は、こんな事をいう奴が生理的嫌い為、民主党をこき下ろしてるんだが、選挙速報での前原誠司氏へのインタヴューで、彼の受け答えに、はっと気づいたワケだ。

私は、無責任な立場で、ごちゃごちゃと騒ぐやつも生理的に嫌いだ。だから、民主党は、、、、なのだが、もう、責任を伴う立場になったんだから、これからは、応援する事になるだろう。結局、ここが一番大きいのかもしれない・・・・。責任があるかないか。

マスコミを大嫌いなのも、責任取らないからだし・・・・・。


トルストイはシェイクスピアのこと、好きだったのかも。好きな人が、心理的ロジックが破綻しているようなものを書くのが、許せなかった・・・・のかも。

私は、好きでもなんでもないので、『なんだよ!つまんないなぁ』だけどね。

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August 24, 2009

『ダークナイト』と女子高生のスカート丈

20090824_skirt『ダークナイト』で、ジョーカーが語る“人は何に恐れるか”は、インフルエンザにも当てはまる。

人は、新型インフルエンザの感染拡大に怯える。しかし、、、
現代医学が「季節性インフルエンザ」の感染拡大を止める事ができていない事実には、恐怖しない。

人は、「新型インフルエンザ」で死ぬ事を恐れている。しかし、、、
「季節性インフルエンザ」の感染者の0.1%が死亡している事実には恐怖しない。

私は、『バットマン ビギンズ』から再スタートした新生バットマンシリーズをみた時、あまり面白いとは思わなかった。しかし、、、『ダークナイト』は面白い。

『バットマン シリーズ』はゴッサム・シティーという架空の都市が舞台だ。でも、これが現代の何処にでもある都市のアナロジーである事は、誰でも気づくんじゃないかなぁ。これが、『面白い!』って、私が感じた理由。

中でも、ジョーカーが語る“人は何に恐れるか”の部分、感じることはできるんだけど、巧い言葉で表現できなかった。。。。まさに、コレコレって感じ。


さて、人は、その恐怖が、想定内なら怯えない。。。。。

科学的常識は、通用しない世界だ。。。。私は、科学的常識で過剰な恐れが克服されるのが一番だとは思うが、マスコミがイイカゲンな報道で“麻痺”させてくれるのも、一つの方法じゃないか!?と思うようになった。『ダークナイト』を見てからだ。

インフルエンザの治療薬、タミフル、リレンザなどが特効薬のように扱われているが、服用したって“重症化”を予防できるわけでもないし、重症な患者を救えるわけでもない。。。。こんなものにすがるのは、科学的常識で考えれば愚かな事だけど、溺れる者は藁をもすがるの通り、何もせず死ぬより、何かして死ぬほうが、本人も周りも納得が行く・・・・・。

実も蓋もない話だが、死ぬ人は死ぬし、死なない人は死なない。予測不可能なのだ。懸命な救命によって救われる命がある一方で、救われない命もある。どこが分かれ道なのかは解らない。

想定内なら恐怖しない。

「新型インフルエンザ」では、すべてが予測不可能な事が怖い原因の一つなのだが、「季節性インフルエンザ」の何がわかっているのか?と問われれば、ほとんど、なにもわかっていない。私を含めてほとんどの人は、『何故、あの人が死んで、あの人は助かったの?』『どうしてわが子に重い後遺症が?』『自分の場合はどうなのだ?』に尽きるだろう。。。そんな事にさえ、『高齢が故、、、免疫不全状態で、、、基礎疾患があり、、、免疫が無い、、、』『もっと、受診が早ければ、、、』と歯切れが悪い、、っていうか、解っていないのと同じ。『遺伝子型により、死ぬ運命にあった』とは言えないとはいえ・・・。

でも、「季節性インフルエンザ」に対しては、根拠も無く“怖くない”状態になっている。。。。から、厳密に言えば、予測不可能に怯えているわけでもない。


なんとなく、、、、なのだ。
 
 
 
想定内なら、恐れない、、、、は、何も病気に限っての事じゃなく、政策にしても同様だ。

民主党は、高速道路の無料化を打ち出している。高速道路は、長い事、国民に使われていて、何を変えると、何がどうなる解りやすい(解ったつもりになれる。根拠もなしに)のだが、携帯電話の通信料を大幅に値下げする・・・・とは言わない。

携帯電話は、ほとんどの人が使っているとはいえ、まだまだ、使用年月は浅い。何かを変えるとどうなるのか解らない・・・・って最初から思ってしまうのだろうか?民主党のマニフェスト作成に関わった連中は、、、、?


話は変わって、若者の政治への関心の無さは、甚だしい。

若者を政治に引き込むには、『携帯電話の通信料を今の1/5にする』なんて事をマニフェストに盛り込めば、彼らの票は、濡れ手に粟だろう。。。。。

高齢者に迎合するのか、若者に迎合するのか?

政権交代自体がネタになって、面白がっている中年は、民主党が『携帯電話の通信料を今の1/5にする』って言ったら、どう反応するんだろう???

私は?  さんざん、民主党をけなしてきたけれど、『携帯電話の通信料を今の1/5にする』のなら、民主党に一票だ。色んな意味でね。。。フフフ。


p.s.女子高生のスカート丈、あなたの許せる程度は?(想定内はどれ?)

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