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September 10, 2012

ドーナツの穴は、空間なのか?存在なのか?

20120910_dolphin_hotel最近、村上春樹の小説を読んでいる。通勤電車で暇つぶしの為なのだが、なかなか面白い。世間で言われている村上ワールドってのは、これなのか!と分かったつもりになれるくらいは読んでいる。

彼の小説は「あの話は、どの本の話だったかな?」となるようなものが多いので、“ドーナツの穴”の話がどのタイトルのどこに書いてあったのかわからないけど、その一言に、イマジネーションがかなり刺激されてしまったのは事実だ。

イマジネーションは、私の場合、医薬に結びつくことが多い。

村上春樹は、「ドーナツの穴は、空間なのか?存在なのか?そんな形而上の問題は・・・・」みたいに会話の中でサラリと書いていたんだと思うのだが、私の身の回りにも、よくある現象だなぁ・・・と。

医薬品を適用した時に現れる生理現象には、大きく二つに分類されている。

作用と副作用だ。

でも、医薬品を適用した時に現れる生理現象を確認できた時点で、それが作用なのか副作用なのかは判断できない。つまり、ドーナツの穴は、空間なのか?存在なのか?と同じだ。

作用も副作用も形而上の問題なのだ。

でも、不思議なことに、それを“作用”と呼んだ時に人々は“喜び期待”し、副作用と呼んだ時には“忌み嫌う”。

基本的には、その医薬品の分け難い属性であるはずなのに、あるいは、同じメカニズムを表から眺めたか、裏から眺めたかの違いなのに・・・である。

そうであるのが普通ならば、ドーナツの穴を“空間”とした場合と“無の存在”とした場合で印象が変わらないのはなぜなんだろう?

いや、同じメカニズムを表から眺めたか裏から眺めたかの違いなのに、“喜び期待”したり“忌み嫌”ったりするほうが、価値観に統一性がないのではないか?


たとえば、医薬品を適用すると「眠くなる」現象が生じたとする。

睡眠薬をもらった人には、当たり前の現象だ。でも、鼻水を止める為にもらった薬が「眠くな」ったとしたら?

眠くなる事が都合が良い人にとっては、「鼻水が止まり、眠くなる薬」だが、都合が悪い人には「鼻水は止まるけど、副作用で眠くなる」となる。

とすると、鼻水を止める薬という物質に、「眠くなる」という副作用の属性があるわけではなく、、、副作用とするかどうかは、人間の側の属性だといえる。

にもかかわらず、鼻水を止める薬の添付文書には、副作用の項に「眠気」と書いてある。一体、だれが、「眠気」を副作用って決めたんだろう?

さらに過激な喩をつくれば、粘膜面に糜爛を惹起する薬があったとする。痛みを取ることを目的とした薬の場合は、当たり前だが、副作用と呼ばれるが、化学兵器してこの現象が目的だった場合は・・・・?


ただし、人間のこうした“性質”を私が否定しているわけじゃないのは、扁桃体で“好・嫌、快・不快”を判断することが、生命の維持に“有利”であることを知っているからだ。

誰が決めたのか知らないが、鼻水の薬で惹起する現象“眠気”は副作用だとしておくほうが、人間が社会の中で上手くやっていくためには、必要なことなのだろう。

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みたいな、なんか、屁理屈をこねまわしてしまうのだよ。村上春樹の小説を読んでると。

もう一つ、多分、彼の小説の影響だと思われる現象が・・・・・。

彼の小説には、不思議な女性が登場する。こんな“考え”“リアクション”“行動”するような女性なんて、現実にはいるわけないじゃんっ!!!って思いつつ、惹きつけられてしまう。

そのせいかどうか、変な夢をみるのだ。

場所は、何処かのおしゃれなバー。その女性の顔は、はっきりとしない。でも、話の流れから、私を誘っているようだ。あからさまではなく、こちらから強引に誘うと、スルリと逃げられそうで、、、、そのくせ、その女性と一緒にいることに、ドキドキしている。たぶん、昔から、あるいは昔、気になっていた女性なんだろうけど、、、、

髪で隠れてたり、私のメガネの汚れがあったりして、その女性の顔は、はっきりと見えない。私の隣で、セクシーな体を擦り付けてくる。うつむいたり、遠くを見たり、、、、私が顔を確認しようとすると、何故か、見えないのだ。

そのまま、押し倒しちゃおうか、、、、なんて考えていると、、、場所がいきなり変わって、その隣にいたはずの女性は、いなくなっちゃう。。。夢の中で、今、私の周りにいる女性たちを思い浮かべる。。。その誰とも違うのだ。

夢から醒めると、ますます、わけがわからなくなる・・・・・。


夢に出てくるのは、いるかホテルの受付の女性なのか?

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