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August 22, 2009

がん幹細胞を特異的に死滅させるsalinomycinを同定

20090822_anti_bioticsイオノフォア抗生物質、、、聞きなれないと思ったら、家畜に与える抗生物質だったんだね。畜産関係の人は、よく知っているのかも。

で、中国産うずら卵及びその加工品の届出があった場合には、輸入者に対し、輸入の都度、貨物を保留しサリノマイシン(SALINOMYCIN)の自主検査を実施するよう指導となっているらしい。。。。

ってことは、中国産のうずら卵及びその加工品を食べてれば、“がん”が治っちゃう??

【イオノフォア抗生物質サリノマイシンの反芻家畜栄養への作用機序に関する研究】こんな研究もあるくらいだから、一般的に飼育飼料に混合され、使用される抗生物質なのかも・・・・?

で、作用機序を調べてみたら、、、細胞のイオンチャンネルを使わずに、細胞内外のプロトン濃度差を解消する。ミトコンドリアでは、内外の脱分極によりATP生成が低下するとともに、カチオン濃度維持のためにATPが消費され細胞死に至る。。。。

従って、毒性は、細胞内へのカルシウム流入を促進し、細胞障害をもたらす・・・・と。

癌じゃない人が、食品と共にせっせと摂取する・・・・のは、良くなさそうだなぁ。。


と、ちょっと、まじめに導入部分・・・・。

新開発のハイスループット・スクリーニング法で

 がん幹細胞は腫瘍の成長を促進し、化学療法や放射線療法による死滅効果が低いため、治療を非常に困難にしていた。米マサチューセッツ工科大学(生物学)のPiyush B. Gupta氏らは、がん幹細胞を死滅させる化合物を体系的に探すことを初めて可能にする新しいハイスループット・スクリーニング法を開発し、その結果得られたsalinomycinは乳がん幹細胞に特異的な効果を示したとCell(2009; 138: 645-659)に発表した。


パクリタキセルの360倍特異的に死滅

 化学療法は腫瘍における細胞を99%死滅させると見られるが、生き残ったがん幹細胞はがんを再発させ、他の組織に転移して、新たながんを発生させる。がん幹細胞は常に新しく再生することが可能であるため、特異的に死滅させる治療薬が求められていたが、がん幹細胞が腫瘍細胞集団内でまれであり、実験室での培養が相対的に不安定であるため、これまで、この種の治療薬のスクリーニングは困難であった。

 Gupta氏らは、培養したヒト乳がん細胞に上皮―間葉移行(epithelial-mesenchymal transition;EMT)誘導を行って、幹細胞様の乳がん細胞を得た。EMTとは細胞の表現型が上皮組織型から間葉組織型に変化する過程を示す概念であり、もともとは初期胚発生について、心臓や腎臓、口蓋などの器官形成過程を説明するものとして提唱されたが、近年では、がん細胞が増殖・転移する際にも同様の過程を経過することが明らかにされている。細胞がより未分化な状態に戻ることで、幹細胞様の性質が得られ、増殖・浸潤しやすく変わる。

 これらのEMT誘導された幹細胞様の乳がん細胞は、CD44high/CD24lowマーカーが認められる細胞の割合が10倍である、パクリタキセルなどの標準的な抗がん薬への耐性が20倍になるなど、がん幹細胞特有の性質が著しく認められた。

 そこで、同氏らは、自然に存在するか市販されている化合物1万6,000個のライブラリーを対象として、これらの幹細胞様のがん細胞は死滅させるが、他のがん細胞は死滅させない能力をスクリーニングした。この結果、4個の化合物候補が得られたが、この中でイオノフォア抗生物質salinomycinが8倍の特異性を示し、他の3化合物を大きく上回った。

 そこで、salinomycinの効果を、EMT誘導された幹細胞様の乳がん細胞ではなく、自然に存在する乳がん幹細胞を対象として評価することにし、効果の指標はCD44high/CD24low乳がん細胞の割合を用いた。その結果、salinomycinはCD44high/CD24low乳がん細胞の割合を20倍減少させたのに対して、パクリタキセルは18倍増加させたので、その差は360倍であった。

 また、in vitro で7日間salinomycinで治療した細胞を、14日間治療せずに放置してからマウスに注射したところ、パクリタキセルで治療した細胞と比較して、腫瘍産生能力が100倍以上低下した。

 同氏らは「これまで、合理的ながん治療は腫瘍内に存在する特定の遺伝子変異を標的として設計されてきた。今回の知見で明らかになったことは、がん細胞分化の特定の段階を標的とする薬剤を探すという第2のアプローチが有効である可能性があることである。つまり、将来の治療法として、遺伝子変異だけでなく、診断時のがん細胞の分化状態を考慮することで、患者1人1人に適した個別の治療法が可能になる」と結論付けた。


民主党の菅直人が、とんでもない発言をした。

ドラクエⅨのすれ違い通信をしている人を中傷する発言だ。。。。中傷と言うより、その動機を知らない、、、なにも知らない分野に、軽々しく発言するヤツなんだよね。

こんなヤツに政治は任せられない。。。東京工業大学理学部応用物理学科出身のくせに、大衆迎合しまくっている。。。。

菅直人は、ダメだっ!!

すれ違い通信をするって、すなわち、マニアックで、物事を突き詰めないと気がすまない性格で、、、、要するに、研究者に向いているわけだ。菅直人だって、知らないはずがない。美味しいところだけを摘んでいる軽薄な文系出身者より、よっぽど、国に貢献している。科学立国ニッポンだぜ!

それを、人間関係が希薄??人付き合い??そんなのは個性の問題だろ??生物の多様性の一つだぜ!!

菅直人は、小学校に入ったら、友達100人出来るのが正しいあり方だと考え、健全な精神は健全な肉体に宿るとか、平気で言う人間、軽薄な人間に迎合してるんだよな!!


日本人皆が、菅直人が肯定するような、そんなヤツらばっかりになったら、『中国産うずら卵及びその加工品の届出があった場合には、輸入者に対し、輸入の都度、貨物を保留しサリノマイシン(SALINOMYCIN)の自主検査を実施するよう指導』すら、する人間がいなくなっちゃうんだぞ!!(ちょっと、飛躍しすぎだけど・・・)

人間の多様性を否定するような、菅直人がいるような政党は、、、、俺は、絶対、投票しない。。。

政権交代すると「なにか良いことがあるんじゃないのか?」っていう雰囲気だけで、民主党の支持率が上がっている、この世の中の風潮に、吐き気がしたので、こんなエントリーになった次第だ。。。。。

でも、衆愚政治は、議会制民主主義の宿命、、、、なんだよなぁ。

まっ、いいかっ。。。偏見バリバリのネタでした。。。。。

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最近になって日本の医学界でも癌組織の根源細胞である癌の幹細胞の存在が注目され始めました。癌の幹細胞に関する研究が進展すれば、将来の癌研究や癌治療に重大な転機を齎すものと期待されます。小生は1992年以来、癌の幹細胞に対処する治療概念、すなわち、今までに無い全く新しい治療概念を記載した論文17篇を国際的な医学雑誌に発表しています。それらの論文資料にご関心のあり方には、個人的に無料で郵送致しますので、郵送できる宛先をお知らせください。
780-0870 高知市 本町 5-4-23 平田病院 平田陽三
E-mail: hphirata@mb.inforyoma.or.jp

Posted by: 平田陽三 平田病院 | June 14, 2010 at 03:56 PM

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