2015年10月 8日 (木)

がん: メディエーターキナーゼ抑制の抗白血病作用

BRD4阻害薬は、JQ1を使ったのかな?どっちにしても、BRD4は、ポリメラーゼⅡの働きをスムーズにさせるんだから、この阻害薬は、全ての遺伝子発現を低下させるだろ。
CDK8阻害薬は、ポリメラーゼⅡへの影響ってより、細胞周期調節に関わる転写活性化因子(E2F1)、すなわちS期に必要な遺伝子転写に影響を及ぼして、腫瘍細胞を分裂させないって考えれば、スーパーエンハンサー関連遺伝子の発現は、なんか、フィードバックで増えたんじゃないのかな?
なんか、そう解釈した方が、無理ないような・・・。「AML細胞はスーパーエンハンサー関連遺伝子発現とCDK8抑制の精密な用量に依存」って、よく、わからん!

そんな解釈なんかどうでもいいんだけど、このBRD4阻害薬、何年後かには認可されるんだろうけど、最近の抗PD-1抗体といい、がん細胞にターゲットを絞るのとは真逆の、なんでもかんでも路線になっちゃってるよな。抗PD-1抗体なんて、自己免疫疾患発症まっしぐらって感じだ。

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心臓手術における遠隔虚血プレコンディショニングの多施設共同試験

心筋虚血のプレコンディショニング作用って、バイオマーカー(数値)が低下するだけじゃなくって、臨床的に意義があるって思ってたんだけど、、、、

人間の体は、数値通りにゃ、いかないんだね。

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2015年6月25日 (木)

心血管疾患: 心疾患に伴うフルクトース代謝

これは、ブドウ糖だけでエネルギー需要を賄えない必然的な対応と考えることもできそうだけど、どうなんでしょう?
HIF1αが誘導される(分解を免れる)環境じゃ、ミトコンドリアでTCAサイクル回せないんだから、解糖系に頼るしかない・・・・それが、心肥大(病気?)の原因ってゆーんじゃ、なんか、身も蓋もないってゆーか、フルクトースの系を抑制したら、心筋はエネルギー不足で死んじゃうことはないんでしょうか??

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2015年5月31日 (日)

禁煙に対する 4 つの金銭的インセンティブプログラムに関する無作為化試験

禁煙して、はや12年以上の私~( ̄~ ̄)ξ。別に自慢するわけじゃないけど、特別な事をしたわけじゃありません。。。。

が、金銭的なインセンティブが一番効くってのは、ウスウス感じてました。でも、報酬の与え方が、シンプルな方法が一番ってのは、予想してなかったです。

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正常な皮膚の奇妙なほどに異常なゲノム(Normal skin's curiously abnormal genome)

現代の常識では、がん細胞と正常細胞には厳密な差があり、がん細胞に遺伝子異常は多く、正常細胞の方が遺伝子異常は少ない事になっている。。。。これが勘違いであることは明らかなのだが、一般紙で取り上げられることは無いんだろうなぁ・・・・・

過剰に遺伝子検査すれば、がんって診断されちゃうって、いえねぇもんなぁ。。。

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2015年5月24日 (日)

未治療の悪性黒色腫に対するニボルマブとイピリムマブ併用療法とイピリムマブ単独療法との比較

免疫療法のトレンドとは正反対の抗原非特異的な分子をターゲットにしてるところが、スゴイんだよなぁ・・・。いいのかっ?って気もするけど、、、、まぁ、「免疫学的原因の可能性がある一部の有害事象は、その大部分は免疫調節薬投与により消失した」らしいから、気にすんなって事ですかね?

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アレルゲン吸入誘発喘息反応の GATA3 特異的 DNA ザイムによる修飾

場の雰囲気である IL-4 のポジティブフィードバックの“要”である“GATA-3”がターゲットな訳ね!
いろんなところに目を付けるんですね、製薬企業は・・・

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2015年4月26日 (日)

トリソミーの非侵襲的検査としての無細胞 DNA の解析

母親の血液を使って、検査が出来る。胎児に影響(流産)なし。。。。でも、検出力は抜群だから、染色体異常が確認できたら、人工的に流産、、、、って。

う~ん、たとえば、ダウン症の子を授かったら、国(自治体)から、年間300万円くらい補助が出るとしたら、、、、堕胎するんだろうか?

自分の時は、出生前診断は敢えてしなかった。結果のすべてを受け入れるつもりだったからね。でも、みんなが普通に検査するような時代になったら、どうなんだろう?

難しいですね。

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2015年4月17日 (金)

アレルギー薬がウイルスの感染を抑制する(Allergy drug inhibits viral infection)

安いということは、良い事だ、、、の見本のようなケースだと思う。日本で、どれほど需要があるのかわからないけど、「HCVが流行している国での使用に理想的な候補薬である」は、間違いない。

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2015年4月12日 (日)

ミトリボソームの全容を高分解能で(The whole mitoribosome at high resolution)

仕事柄、薬の副作用の理解に役に立ちそうな情報には、ピピっと反応してしまいます。
また、逆に、今、覚えている“作用機序(薬理学)”も、やがて書き直される時が来るんだろうなぁなどと感慨にも浸ってます。

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サイトメガロウイルスは若年層での免疫応答を増強する(CMV boosts immune response in the young)

免疫系を、、、というより生命現象を眺めると、いつも、一つの現象にいくつもの見え方があると気づかされる。一方的に利益があるとか、悪であるとか言えないですね。

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生物工学: ゲノム編集に使える小さなCas9系酵素

「ゲノム編集界の当代人気役者CRISPR-Cas9システム」
日本分子生物学会の雑誌、Genes to Cells 20巻4号 の表紙にもなってました。感覚的にどれだけすごいのか、よくわかりませんが、今後、頻繁にお目にかかれそうです。CRISPR-Cas9システム。

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2015年4月 3日 (金)

がん: p53による腫瘍抑制の新機構

ふむふむ、p53 はフェロトーシスにも関係してるんぞ、と。

でも、フェロトーシス(Ferroptosis)って言葉、初めて知りましたよ。調べたら、、、

細胞死の初期機構として、アポトーシス、ネクローシス、オートファジーがあります。フェロトーシス(Ferroptosis)は、細胞死の1つの機構と考えられていますが、先述の3つの細胞死とは異なる特徴を有します。フェロトーシスでは、鉄依存的なlipid ROSの蓄積によって、細胞死が起こります。また細胞内の鉄に依存する機構であり、ほかの金属類には依存しません。フェロトーシスによる細胞死の抑制は、神経変性疾患の改善につながる可能性があると考えられています。

鉄以外の金属では、、ってところが、地球(鉄の塊)で進化した生物の証しなのかもしれませんね。

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2015年3月 4日 (水)

薬剤同士がビタミンKを奪い合う(Drugs can compete for vitamin K)

ゼチーアの添付文書の併用注意の項
薬剤名等
 クマリン系抗凝血剤(ワルファリン等)
臨床症状・措置方法プロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた.併用する場合には適宜INR検査を行うこと.

 機序・危険因子機序不明

ってあるけど、これがその理由なのか・・・・・。どれだけ影響があるのか?個人差はあるのかな??

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2015年2月13日 (金)

喫煙と死亡 ― 立証されている原因のほかに

疫学調査(研究)を有意義なものにする、すなわち喫煙者に“わが身の事と実感”させるには、本人の健康を意識させるだけでなく、家族をも巻き込むことを想像させる年齢(子供が未成人など)を対象にした方が、より、適切であると思われる。このメタ解析は55歳以上なので、そういう意味では、研究者の為の研究になっている。

まぁ、疫学の限界と言えばそれまでなのだが、仮説に生物学的ではなく数学的な証明を与えただけの“物差し”を“エビデンス”などと呼んでいる時点で、感覚的に「わかったようなわかんないような」「で、私の場合、どうなの?」に答えられない根拠になってしまうのは、同然の事だ。

でも、こんなものでも、丸め込む事が容易な人がいるのも、事実だ。便利な言葉です、「相対危険率」。

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